こんにちわ!デザイナーの のりじ です。
オルターブース公式ブログでは初めまして!
さて、弊社は2018年1月11日に「Cloud Pointer」の提供を開始しました。
毎回ロゴデザイン制作は試行錯誤・七転八倒するのですが、このサービス…ロゴデザインがなかなか決まらずで、かなり苦戦しまして。
やっとできたぞ!ということでロゴデザインについての「説明」を共有してみたところ、「(この内容を)ブログに書いておくと良いぞ!」と代表の小島に煽らr…いえ、勧められたので記事化しておきたいと思います。
Cloud Pointerのロゴ制作!のときに考えたこと
Cloud Pointerは、Microsoft Azureの設計・導入・運用までをフルサポートするワンストップサービスですが、今後は他のパブリッククラウドにも展開予定。
というわけで、以下の内容について最低限気を付ける必要があるなと思いました。
- どこかのクラウドサービスを強く印象付けるビジュアルデザインは避けたい
- オルターブースが提供しているサービスであることを印象付けたい
- クラウドを活かすサービスであることを伝えたい
- タテ方向でもヨコ方向でも使えること(web、印刷物対策)
- モチーフだけでもサービスがイメージできること
- 多色になりすぎないこと
などなど。
これらを満たすビジュアルデザイン…(白目)ということで制作がスタートしました。
ロゴマークの構成について
そして出来上がったロゴがこちら。
(ラフについてはお見せできるものではないカオスな代物なので、そっとスタッフが闇に葬りました)
今回もシンボルマークのみでも使えるようにと 「シンボルマーク+ロゴタイプ」で構成したロゴマークとしています。
シンボルマークのモチーフについて
色々ラフを書いてみたのですが、やはりサービス名にもクラウド(雲)が入っているのでコレは外せないだろうと…。
サービス名が「Cloud Pointer」なので「CP」と訳すようになるだろうな、など考えつつCとPに見えるよう意識しつつも雲モチーフを崩し過ぎないよう、バランスをゴニョゴニョしていった感じです。
ロゴマークのカラーについて
弊社のコーポレートロゴのカラーを継承しました。
通常、私はロゴデザインをするときは「カラー設計(カラーが伝えたい情報に沿う配色になるように構成する)」を行うのですが、今回のサービスは「オルターブースが提供しているサービス」ということをより印象付けたい、という意図がありました。
カラーの定義や設計については個人ブログの記事で恐縮ですが、以下の記事を参照いただければと。
「カラーイメージセミナー 〜イメージに関する言葉の定義〜」に参加しました
「カラーイメージセミナー 〜イメージに関係する言葉の定義〜<応用編>」に参加してきました
ロゴタイプは視認性を考えて、背景色に合わせて白or黒にしています。
またシンボルマークのカラーは背景色(白か黒)に合わせて、彩度の調整もしています。
最後に
ロゴデザインやそれに伴う配色は「見た目(好き嫌い)」に左右されやすいと思われがちですが、実は全てに意味があり「設計」しています、というお話でした。
今後ともロゴともども「Cloud Pointer」をよろしくお願いいたします!