こんにちは。MLBお兄さんこと松村です。
前回の記事で Visual Studio Terminal を紹介しましたが、検証環境として Visual Studio が事前インストールされた Microsoft Azure の仮想マシンを使用したと書きました。
今回はその検証環境の作り方を紹介します。なお本記事のキャプチャ画像は 2019/09/16 時点のものです。
まず Microsoft Azure サブスクリプションが紐付いているメールアドレスで、ポータル画面にサインインします。
実際に運用環境などで使用する仮想マシンを作る際は細かな設定を行う必要がありますが、今回は検証環境なのでサクッと仮想マシンを作成できる方法で進めます。
なお現時点で Azure の仮想マシンで利用できる Visual Studio のバージョンはこちらのドキュメントをご覧ください。
G+/
をタイプするかポータルのヘッダーにある検索バーをクリックし visual studio
を検索します。
検索結果の Marketplace にある Visual Studio 2019 Latest
を選択します。
ソフトウェアプランにある Visual Studio 2019 Enterprise (latest release) on Windows Server 2019 (x64)
を選択し、 事前設定された構成で開始する
をクリックします。
次に仮想マシンのスペックを決める手順ですが、ワークロードといって目的別にあらかじめ定義された構成を選ぶことができるようになっています。
今回は検証環境なのでワークロード環境は「開発/テスト」、ワークロード種類は「汎用 (Dシリーズ)」とします。
あとは従来どおり、リソースグループや仮想マシンの名前、仮想マシンのユーザーとパスワードなどを入力してデプロイを開始します。
パブリック受信ポートに RDP (3389) を忘れずに指定するようにしましょう。
これで Visual Studio 2019 がインストールされた仮想マシンを作成することができました。
あとはこの仮想マシンに Visual Studio 16.4 Preview をインストールして準備完了です。