株式会社オルターブースのしんばです!
現地からレポートをお届けしています。
本ブログ記事はサンフランシスコで開催されているGitHub Universe 2024の速報記事です。
情報については随時更新され、一部情報が不正確な部分もございます。ご承知おきください。
GitHub Spark発表!
GitHub Universe 2024 Day1 のKeynoteにて、「GitHub Spark」が発表されました!
詳細はまだまだ謎のベールに包まれているものの、現地では画面デモが投影されていたり、情報がいくつかのセッションででています。
この記事ではそういった情報をまとめてみました。
GitHub Sparkを一言で表すと
「GitHub Sparkは、自然言語だけを利用し、コーディング不要で、ウェブアプリケーションを構築できる」ツールです。
GitHub Spark概要
GitHub Sparkは、Microsoftの掲げている市民開発者(Citizen Developer)を10億人規模に増やすという目的を強く支援するようなツールです。
このツールは、個人の閃きやアイデア(Lightning?)を素早く形にするためのツールとして、Sparkというふうに名付けられたみたいですね。
Enterpriseな開発チームへ向けた生産性向上ツールという設計ではありませんので注意が必要です。
GitHub Sparkの開発体験・機能
- 日本語(お好きな言語)でアプリケーション作成可能
- 通常の生成系AI同様、日本語でアプリケーションのアイデアを伝え、Sparkに生成させることができます。
- ライブ履歴
- GitHub SparkではSparkと会話式でアプリケーションを作成しますが、そのライブ履歴が残ります。その履歴を遡ることで、その変更に対しさらに追加編集を加える、といったことができる模様です。
- アプリケーションにAI機能を搭載する
- 作成するアプリケーションに、AI機能を搭載できます。例えば「〇〇をしたら自動でxxする」みたいなイベントなどもAIがこなすように設計できるようです。
- CSSを書くことなく直感的なスタイリング
- アクセントカラーや、Divのボーダー枠の線を直感的にクリックだけで指定することができます。
- 共有機能
- URLを発行することで、作成したアプリケーションを世界へ公開・共有することができます!
- デスクトップ、タブレット、モバイルデバイスのいずれにも対応
- マルチモデルに対応
- GitHub Sparkもマルチモデルに対応していますので、お好きなモデルを選択しアプリケーションを作ることができます。
用途や所感
マップを埋め込んだり、ゲームのような動的な動作を取り入れたり、かんたんなAIを実装することができます。
フロントエンドアプリケーションの作成が得意なツールと言う印象です。
Enterpriseアプリケーションの場面でも、「まずは動くものを作る」といったようなレベル感のモックなどの作成もできるかなと思います。
閃きを瞬間的に形にする、という点で非常に有効的なツールかなと感じました!
価格やプランなどはまだ未発表です!
本記事は速報です。
情報は随時更新されます。
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