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MS-900 を受験してみた話 | Microsoft 365 の理解を深める第一歩

こんにちは、オルターブースの倉地🍳です。
先日 MS-900(Microsoft 365 Certified: Fundamentals)を受験し、合格してきましたので、こちらで紹介したいと思います。

learn.microsoft.com

なぜMS-900を受けたのか

最近、ローコードチームに異動したことで、Microsoft 365 の理解がより重要になりました。
Power Platform や Teams、Loop などのサービスを活用する場面が増え、基礎から体系的に学びたいと思ったのがきっかけです。

MS-900 は Microsoft365 の試験!だけじゃない?

Microsoft 365 Certified: Fundamentals は以下のような分野で問題が出題されます。

  • クラウドの概念について説明する (5–10%)
  • Microsoft 365 Apps とサービスについて説明する (45–50%)
  • Microsoft 365 のセキュリティ、コンプライアンス、プライバシー、信頼について説明する (25–30%)
  • Microsoft 365 の価格、ライセンス、サポートについて説明する (10–15%)

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Microsoft 365 のサービス内容だけでなく、クラウドの基礎やセキュリティ、ライセンス体系など、実務に直結する知識が幅広く問われます。

勉強方法

Microsoft Learn の公式コースを中心に学習しました。
平日は 30分〜1時間ほどの時間を確保し、ドキュメントをメインで進める形で学習を進めました。

Microsoft Learn コース

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自信があったところ・難しかったところ

試験範囲の中でも、Microsoft 365 アプリとサービスについて説明する という項目は、普段から業務で利用している部分が多く、比較的スムーズに理解できました。Outlook や Teams、SharePoint、OneDrive など、日常的に使っているサービスが中心だったため、設問の意図も掴みやすく、自信を持って回答できたと思います。
一方で、Microsoft 365 のセキュリティ、コンプライアンス、プライバシー、信頼について説明する や、Microsoft 365 の価格、ライセンス、サポートについて説明する といった項目は、普段の業務ではあまり触れる機会がなく、難しく感じました。単なるサービスの紹介ではなく、「なぜその仕組みがあるのか」「どのように守られているのか」といった背景まで問われるため、理解に時間がかかりました。
特に、Microsoft 365 のセキュリティモデルや、ライセンスの種類・適用範囲は、実務経験がないとイメージしづらく、公式ドキュメントを何度も読み返してようやく理解できた部分もありました。

さいごに

今回 MS-900 を受験してみて、Microsoft 365 のサービスを ただ使う側 から 理解する側 へと踏み出せたように感じています。 普段何気なく使っていた Outlook や Teams にも、裏側にはしっかりとしたセキュリティモデルやライセンス体系があることを知り、これまで“使えるかどうか”で判断していた場面でも、“どう動いているか”を意識するようになり、理解の幅が広がったと感じています。

今後は、業務との関連性を見ながら、Microsoft 365 の 上位資格(Associate レベル)にも挑戦していきたいと思っています。
このブログが、これから MS-900 を受けようと考えている方の参考になっていると嬉しいです。


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