こんばんは、オルターブースのしんば(a-shinba)です!
ついにこの季節です!
今年もGitHub Universe に現地参加しておりますので、現地からレポートをお届けします!!
複雑化するAI開発を強力にサポートする!
数年前にGitHub Copilotがリリースされて以降、GitHub Copilotを利用できるシーンは大幅に増えました。
今ではIDE上だけではなく、GitHub.com、ターミナルやモバイルアプリなど、様々なプラットフォームでAIを駆使した開発が行われています。
GitHub Copilotは、「AIを駆使して、より多くのことをこなす」ことを目標として私たちの開発に統合されましたが、いまでは「AIが開発者を多忙にしてしまう」場面が多々あります。
そういった「混沌」を整え、開発者が「どう・なにを作りたいか」にフォーカスし、整理されたAI駆動開発を提供することを目的とした機能開発・リリースが目白押し!とのことです。
"Agent HQ"
上記のことから、GitHubは「Agent HQ」という新たな概念を発表しました!
機能としてのAIがただそこに備わっているだけではなく、「開発者とAIエージェントが協働する環境」を整え、「単なる補完」を超えた「完全なコーディングエージェント」を目指す概念です!
それには、以下のような機能が挙げられます
[!!] は筆者的注目ポイント
[!!]タスクの並列処理
▶ 現状はチャットウィンドウを複製することができません。今後は、複数のタスクを同時進行できる「Mission Control」を提供し、全体を管理できるようになります!
開発フローへの統合
▶ Issues, Pull Requestsなどの既存のGitHub Flowへの統合を更に磨き上げます
セキュリティへの統合
▶ CodeQL、Dependency、Secret protectionなど、GitHubセキュリティ機能を、GitHub Copilotが実行可能となります
[!!]セルフホステッド対応
▶ GitHub ActionsとしてCI/CDなどで利用するセルフホステッド(自前)なランナーでも稼働可能になります
カスタムエージェント
▶ ドキュメント作成やテスト駆動開発など、用途に応じた専用エージェントを作成可能となります
所感
GitHub Copilotは、実際にGitHub社のなかでも最もプルリクエストを送信しているメンバー(?)になるほど、毎日いくつものタスクをこなしているそうです。
そうなってきますと、開発者のAI疲れ(レビュー疲れなども)とも付き合う必要があると推察されますし、こういったAgentがより多くを汲み取ってくれるというのは今後の開発によりAIが溶け込んでいくうえでは重要な方針になるのでは?と感じました。
今回共有した機能のほかにも、"GitHub Copilot Plan mode"など、より丁寧な・計画的なAI開発が実現可能となりそうで、非常にたのしみです!!
本ページは速報記事です。
情報は随時更新されますので、ご了承ください。
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