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Visual Studio 2026では何が変わった? 個人的必見機能をPickupして紹介!

みなさんこんにちは!
エンジニアの星加です。

2025年のオルターブースアドベントカレンダー10日目の記事となります。
9日目は、古野さんによる STREAM DECKを使った打刻 でした!

adventar.org

2025年11月24日にVisual Studio 2026がリリースされ、もう少しで1か月ほどとなります。
今回は、Visual Studio 2026で追加された機能について、個人的に「これは良い!」と思ったご紹介します!

本記事の対象者

本記事は以下の方を対象とします。

  • Visual Studio 2026の機能についてざっくりと知りたい方
  • Visual Studio 2026向けのGitHub Copilotの変更を知りたい方

目次

リファレンス

本記事は以下のリリースノートを基にしています。

learn.microsoft.com

IDEに関する機能

[変更] 新しいUIデザイン

まず一番の違いはIDEの見た目の変更ですね!
従来のVisual Studioらしい見た目から打って変わって、全体的に統一感のある丸みを帯びたモダンなデザインへと刷新されました。
Fluent UI Design Systemが採用されており、かなり視認性が上がったように見受けられます。

Visual Studio 2022のUI
Visual Studio 2026のUI

細かな違いではありますが、例えばツールリボンのアイコンがグループごとに枠づけされたり、ソリューションエクスプローラーのアイコンがシンプルになったりと、随所が見やすくなっているように感じます。
分かりやすいUIにより、開発体験の向上が期待できますね!

[変更] 新しい設定画面

UIの刷新に伴い、設定画面も新しくなりました!
各設定項目がツリー構造で整理されるようになりました。
項目は、それぞれ分離しているわけではなく、親の項目は子の項目全てを表示する仕組みになっています。
どの項目で設定を変更できるかを知っているならば、子の項目を開くとすぐに変更でき、おおよその項目しか分からない場合は、その項目を眺めれば探すことができるため、目的の設定項目が探しやすくなり、便利になったと思います。

[追加] Mermaid Chartのサポート

Mermaid Chartのレンダリングがサポートされ、プレビュー画面で図を描画できるようになりました!
私の場合、設計書にMermaid Chartで作成したシーケンス図を記載する作業などがあり、これまでは設計書の作成はVisual Studio Codeで作業していました。
今後はVisual Studio 2026でMermaid Chartのレンダリングがサポートされたことにより、Visual Studio内で完結できるようになるため、複数のエディタを行き来する必要がなくなり非常に嬉しいです。

また、GitHub Copilotに書いてもらったMermaidも即座にプレビューができるようになりました。
提案されたコードブロックの「プレビュー」ボタンでプレビューを表示可能です。
複雑な図をMermaid Chartに起こすのはなかなか大変なので、GitHub Copilotに作成してもらうことは多いですが、1度で完璧なものを出力させるのはどうしても難しいです。
しかし、直接プレビューできる機能も同時に追加されたため、継続的対話を通じた修正もやりやすくなるのではと思っています。

C#に関する機能

[追加] .NET 10とC# 14への対応

.NET 10と C# 14のサポートが組み込まれているため、最新のアップデートを使用できるようになりました!
プロジェクト作成時にも.NET 10が選択できるようになっているため、素早く最新のプロジェクトの環境が構築できます。

.NET 10の新機能については以下ドキュメントに詳しく記載されていますので、ぜひご覧ください。

learn.microsoft.com

GitHub Copilotに関する機能

[追加] Copilotの右クリックメニューの追加

Visual Studio Codeのように、右クリックメニューから使える「Copilot アクション」コマンドが追加されました。
プロンプトを入力せずともGitHub Copilotと素早く対話できるため、非常に便利だと思います。

私はよくVisual Studio Codeも使用するのですが、右クリックメニューから「説明」「修正」「レビュー」「ドキュメントを生成する」「テストを生成する」のアクションを直接GitHub Copilotに依頼できていたため、Visual Studioにも欲しいと思っていました。

Visual Studio Codeの右クリックメニュー

今回追加された右クリックメニューのアクションで、作業の効率化が期待できます。

Visual Studio 2026の右クリックメニュー

[追加] 単体テスト用デバッガーエージェントの追加

単体テストが失敗した際に、テストの情報を基にコードを修正するエージェントが追加されました!
テストエクスプローラーから、失敗したテストケースを右クリックし、「Copilot を使用したデバッグ」を押すことでエージェントを呼び出します。

公式リリースノートには、呼び出されたデバッガーエージェントは次の操作を行うと記載があります。

  • ワークスペース (テスト コード、関連するソース、最近の編集) からコンテキストを収集します。
  • 不合格になった根本原因に関する仮説を立てます。
  • 分析に基づいて対象のコード編集を適用します。
  • デバッガーでテストを実行して修正プログラムを検証します。
  • 問題が解決しない場合はインテリジェントに反復処理し、デバッガーの分析情報を使用してその仮説を調整し、テストに合格するまでサイクルを繰り返します。

learn.microsoft.com

実際に試してみたところ、ワークスペースからコンテキストを収集・分析・修正し、デバッガーで検証まで行ってくれることが確認できました。

ワークスペースからコンテキストを参照している様子

仮説を立てデバッガーで検証している様子

コンテキストに基づき仮説・検証しコードを修正してくれるため、非常に使い勝手の良い機能だと思います。
特に、単体テストのテストケースは数が多いため、デバッガーエージェントをうまく活用することで作業の効率化に繋がると感じています。

[追加] Git変更のコンテクスト参照

GitHub Copilot Chatで、Gitの変更ウィンドでのコミットと変更をコンテクストとして参照できるようになりました。
直前の変更箇所を参照して解説させたり、修正させたりすることができます。
変更をたどるのはなかなか大変なので、個人的にはかなり嬉しい追加機能です。

[追加] Pull Requestコメントを基に提案を作成

Pull Requestのコメントを基に、GitHub Copilotが修正コードを作成してくれるようになりました。
コメント右上の、「✨」アイコンを押すことで提案が生成されます。
レビューでコードの修正を指示された場合などは、ワンクリックで修正コードを提案してくれるため、使い勝手が良いです。

まとめ

  • UIにFluent UI Design Systemを採用し、モダンでまとまりのあるUIになりました。
  • 設定画面が整理され、素早く目的の項目が見つけられるようになりました。
  • Mermaid Chartのプレビューができるようになりました。
  • .NET 10、C# 14がプロジェクトで利用できるようになりました。
  • 右クリックメニューからGitHub Copilotの機能を素早く利用できるようになりました。
  • テストエクスプローラーから、単体テスト用のデバッグエージェントが利用できるようになりました。
  • GitHub CopilotがGit変更をコンテクストとして参照できるようになりました。
  • GitHub CopilotがPull Requestのコメントの提案を適用できるようになりました。

全体的に、作業の効率化と開発体験の向上が期待できる、痒い所に手が届く追加機能だと感じています。

おわりに

今回は、Visual Studio 2026で追加された機能について、個人的に嬉しい変更をピックアップして紹介しました。
どれも役立つ機能なので、開発効率の向上が期待できるかと思います!

今回紹介した機能以外にも、Visual Studio 2026では多くの変更があります。
気になる方はぜひリリースノートをチェックしてみてください。

オルターブースアドベントカレンダーでは、明日以降も様々な記事が投稿されますので是非チェックしてください!


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