こんにちは、MLBお兄さんこと松村です。
2026年最初のブログです。今年もどうぞよろしくお願いします。
2026年1月14日の GitHub のアップデートにて、GitHub Copilot SDK がリリースされました。記事執筆時点では Technical Preview となっています。
SDK として提供されたということは、自分たちのアプリケーションに GitHub Copilot の機能を組み込めるようになるということです。
利用可能な SDK
現在 SDK として提供されているのは以下です。
以下が SDK のリポジトリであり、それぞれの SDK のドキュメントがあります。
前提条件
SDK を使用して GitHub Copilot をアプリケーションで動かすには、GitHub Copilot CLI のインストールが必要です。
GitHub Copilot CLI は名前の通り、CLI で GitHub Copilot の機能を利用できるツールです。
こちらのドキュメントを参考にし、OS に合わせて GitHub Copilot CLI をインストールしてください。
インストールが終わったら copilot コマンドを実行し、ログインコマンド (/login) にて GitHub アカウントでログインしておきましょう。
SDK を使ってみる
C# コンソールアプリケーションに Copilot SDK を組み込んで使ってみます。
前述の通り、GitHub Copilot CLI をインストールした環境が必要ということは、つまり SDK から CLI を呼び出しているということが分かります。
dotnet new console -n CopilotConsoleApp cd CopilotConsoleApp dotnet add package GitHub.Copilot.SDK --version 0.1.13
※注意
SDK v0.1.12 では期待する動作をしませんでした。試す場合は v0.1.13 以降を使用してください。(2026年1月時点)
C# SDK のドキュメントにある以下のサンプルコードを Program.cs に貼り付けます。
using GitHub.Copilot.SDK; // Create and start client await using var client = new CopilotClient(); await client.StartAsync(); // Create a session await using var session = await client.CreateSessionAsync(new SessionConfig { Model = "gpt-5" }); // Wait for response using session.idle event var done = new TaskCompletionSource(); session.On(evt => { if (evt is AssistantMessageEvent msg) { Console.WriteLine(msg.Data.Content); } else if (evt is SessionIdleEvent) { done.SetResult(); } }); // Send a message and wait for completion await session.SendAsync(new MessageOptions { Prompt = "What is 2+2?" }); await done.Task;
GPT-5 で "2+2" の答えを聞くコードです。
コードを保存し、以下のコマンドでアプリケーションを実行すると、GPT-5 からの回答が得られます。
dotnet run
4
SDK の機能を読む
CopilotClient クラス
GitHub Copilot CLI と通信するためのクライアントクラスです。
CopilotClientOptions クラスを使ってパス等のオプションを指定できます。オプションの内容はドキュメントを参照しましょう。
https://github.com/github/copilot-sdk/blob/main/dotnet/README.md#copilotclient
CopilotSession クラス
GitHub Copilot とのセッションを表すクラスです。
SessionConfig クラスを使ってモデル等のセッションの設定を行います。設定内容はドキュメントを参照しましょう。
モデルは GitHub Copilot で利用可能なものが指定できます。CLI の /model コマンドでもモデルの一覧を確認することができます。
Select Model Choose the AI model to use for Copilot CLI. The selected model will be persisted and used for future sessions. ❯ 1. Claude Sonnet 4.5 (default) 1x 2. Claude Haiku 4.5 0.33x 3. Claude Opus 4.5 3x 4. Claude Sonnet 4 1x 5. GPT-5.2-Codex 1x 6. GPT-5.1-Codex-Max 1x 7. GPT-5.1-Codex 1x 8. GPT-5.2 1x 9. GPT-5.1 1x 10. GPT-5 1x 11. GPT-5.1-Codex-Mini 0.33x 12. GPT-5 mini ✓ 0x 13. GPT-4.1 0x 14. Gemini 3 Pro (Preview) 1x Confirm with number keys or ↑↓ keys and Enter, Cancel with Esc
また SendAsync メソッドを使ってメッセージを送信できます。プロンプトや添付ファイルは MessageOptions クラスで指定します。
セッションのイベント
GitHub Copilot にタスクを実行させると、セッションから以下のような様々なイベントが発生します。
イベントクラスは SessionEvent クラスを継承しています。
| イベントクラス | 説明 |
|---|---|
UserMessageEvent |
ユーザーメッセージを追加したイベント |
AssistantMessageEvent |
アシスタント(Copilot)からの応答を受け取ったイベント |
ToolExecutionStartEvent |
ツールの実行を開始したイベント |
ToolExecutionCompleteEvent |
ツールの実行が完了したイベント |
SessionStartEvent |
セッションを開始したイベント |
SessionIdleEvent |
セッションがアイドル状態になったイベント |
SessionErrorEvent |
セッションでエラーが発生したイベント |
その他
SDK では他にも様々なことを行うことができます。
- Copiot が生成したメッセージのストリーミング
- ツール(関数呼び出し)の登録と実行
- システムメッセージの制御
プレミアムリクエスト
GitHub Copilot SDK を通じてプレミアムリクエスト消費対象のモデルを使用した場合、通常利用と同様にプレミアムリクエストが消費されたことが確認されました。
実行前

実行後(10メッセージ分)

GitHub Copilot SDK の利点
サンプルコードで試したようなコード補完 (Code Completion) は、これまでも Semantic Kernel や Microsoft.Extensions.AI (MEAI)、 OpenAI SDK などを使って実装することができました。
SaaS に AI チャットを実装するときなどは、引き続き上記のようなライブラリを使うことに変わりはないと思います。
GitHub Copilot SDK を使う利点としては、自身の Copilot サブスクリプションの制限に基づいて AI アシスタントを利用できることが考えられます。
ここでいう制限は、モデルや請求、組織が定めるポリシーなどが挙げられます。(ただし SDK 利用時にどこまでの制限が適用されるかは不明であるため、使用する際に十分確認するようにしましょう)
まだすべてを検証しているわけではありませんが、SaaS よりは「組織内での利用」を想定した AI アプリケーションに GitHub Copilot SDK を利用するのだろうと感じます。
例えば自分たちの独自の Copilot Chat を実装する、といったことができそうです。
ぜひ皆さんも GitHub Copilot SDK を試してみてください。
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