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【mocopi①】モバイルモーションキャプチャー mocopi を使ってみた!

こんにちは!はっしーです!オルターブースでエンジニアをしています。

この記事の内容は、2023年1月20日にSONYさんから発売されたモバイルモーションキャプチャー mocopi(以下 mocopi)を使用してみた感想です。

私がAZ104試験に合格した際、喜びと勢いでポチったものになります。

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モーションキャプチャーとは

人間の姿勢計測を行う装置を総称してモーションキャプチャ(motion capture)と呼ぶ。
引用元:バーチャルリアリティ学 | 日本バーチャルリアリティ学会

mocopi の特徴

mocopi は、小型かつ軽量で簡単に全身のモーションキャプチャー、いわゆるフルボディトラッキングができるデバイスです。
6個のセンサーを体に装着して使用します。

センサー1個あたりの質量はなんと8gです。

電池持続時間は最大約10時間、防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)と屋外でも基本的には安心して使えそうです。

価格は、2023年1月23日時点でソニーストアで49,500円(税込み)となっています。

今まではフルボディトラッキングを行う場合、高価な機材や大がかりな設備、専用の場所などが必要になることが多かったので、なかなか簡単には手が出せない印象でした。

mocopiの場合、必要なものはmocopiとスマホだけです!

mocopiの登場で、フルボディトラッキングを行うハードルがかなり下がりますね!

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いざ使ってみる

開封

センサーと、取付用バンドが入っていました。

セットアップ

専用のmocopiアプリをダウンロードし、セットアップを行います。

画面に沿って、進めていくと簡単に短時間でできた印象です!

キャリブレーションは少しコツがいります!

画面の案内では次のように表示されます。

基本姿勢をもう少し詳しく説明すると、 肩幅と同じくらい足を開いて、手を体につけ、まっすぐ前を向いた姿勢になります。

私は、最初足を閉じてしまっていました。

公式の動画が参考になります!

動いてみる

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mocopiアプリでできること

  • アバターを動かしている動画の保存、書き出し
  • 好きなアバターを追加可能
  • アバターと背景画像の合成
  • カメラの追従モードと固定モードへの切り替え
  • 音声に合わせて口が動くリップシンク機能有り
  • モーションデータの記録、書き出し

感想

フルボディトラッキング精度が高さに驚きました!
ジャンプしたり、走ったりと結構な速さで動いてもきちんとついてきてくれました!

これは楽しい!

横移動には強く、上下の移動にはやや弱い印象を受けました。
そのため長時間装着していると、位置や動きがずれるため再キャリブレーションが必要でした。

また接続方法にBluetoothを使用しているため、スマホから少し離れたり、部屋を移動した程度ではつながっていてくれます。

接続されている限りはフルボディトラッキングされるため、配信などで使用する際は装着したままトイレに行ったりしないよう注意が必要です!

mocopi を使用した開発

mocopiのモーションデータはReceiver Pluginを使用して、mocopiアプリからUnityやMotionBuilderに送信することができます。

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mocopiのセンサーを利用した独自のアプリを作りたい場合、2023年1月23日時点では作ることはできません。
ただ、公式サイトでmocopi Mobile SDK(近日公開予定)となっているため、公開されるとセンサーを使用できるようになるみたいです。

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まとめ

率直にとても良いデバイスだと思いました! 価格に比べてフルボディトラッキングの精度がとても良かったです!

mocopi Mobile SDK が公開されたら、mocopiを利用したアプリなどを作ってみたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おわり。

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