マイソースファクトリー・プロジェクトマネージャーの木本です。 今回はアドベントカレンダー何日目だっけ?と指折り数えた後で、12月1日から始まって今日が17日なので指折るまでもなく17日目だということに気づきました。
ピッチイベントに参加しました
先日、福岡市スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」で毎月開催されているGrowth Pitchというイベントでピッチさせていただきました。 12月のGrowth Pitchはフード特集。 もちろん、僕のピッチはマイソースファクトリーについて。
このようなイベントでは「名刺交換タイム」が設けられているのですが、僕が名刺交換をするとかなりの確率で以下のような展開になります。
僕「オルターブースの木本と申します」 相手「オルターブースさんはどのような会社なのですか?」 僕「はい、クラウドインテグレーターと言いまして、主にはクラウドサービスの利用方法などをサポートするサービスなどを・・・」 相手「え?ちょっと待って・・・調味料、関係なくないですか?」
少し極端に書いてはいますが、このような感じで相手の方の頭上に「?」が浮かぶことがとても多いのです。(そして、そのリアクションをちょっと楽しみにしているというのはナイショです)
なぜオルターブースが調味料を売るのか?
前述の通り、オルターブースは、クラウドサービスを活用したシステム企画・開発・運用などを主な事業としています。 では、なぜそのオルターブースがマイソースファクトリーというサービスを展開して調味料を販売しているのか。
それはオルターブースが「クラウドを最大限に活用し 社会課題を解決するテクノロジーカンパニー」であることを掲げていて、その「社会課題の解決」という観点から我々が注目したのがFoodTech(フードテック)という分野だったからです。
FoodTech(フードテック)とは?
FoodTechとは、FoodとTechnologyを掛け合わせた言葉で、食に関わるあらゆる分野における課題をテクノロジーの力で解決する動きのことを言います。 2014年ごろからアメリカを中心に拡大し、世界的にも大きく成長を続けている分野です。
FoodTechの領域
そもそも「食」というものが非常に幅広いものなので、その課題を解決するFoodTechも非常に幅広い領域に及びます。 その領域もどの点に注目するかによって変わってくるのですが、だいたい以下のように集約されることが多いようです。
- 生産 ・・・ 生産管理の効率化による食料の安定供給や、農業・酪農・畜産業における人材不足の解消などを目的とする
- 製造・流通 ・・・ 食品加工技術の向上によって食品製造や流通段階におけるフードロス問題の解決などを目的とする
- 中食・外食 ・・・ オーダー・調理・配膳・配送などの自動化による飲食業界の人手不足の解消などを目的とする
- 調理技術 ・・・ 化学・物理学などを応用したこれまでにない料理の創作、および代替食品の開発などを目的とする
- 代替食材 ・・・ アレルギー疾患や宗教上の理由、個人の信条による食事制限の緩和などを目的とする
ざっくりと書き出してみましたが、それぞれの領域における課題も、その課題解決に利用されるテクノロジーも多種多様ですし、上記の領域をまたがる課題もたくさんあります。 僕自身もまだまだ理解できていない部分が多いので、このブログを通じて情報発信できたらと思います。 そして、オルターブースがなぜFoodTechという分野に着目し、マイソースファクトリーを通じて何をしようとしているのかについても、今後少しずつ触れていきたいと思います。
オルターブースのアドベントカレンダーはまだまだ続きます!! adventar.org