株式会社オルターブースのしんばです!
現地からGitHub Universe 2024 2日目のKeynoteレポートをお届けしています!
本ブログ記事はサンフランシスコで開催されているGitHub Universe 2024の速報記事です。
情報については随時更新され、一部情報が不正確な部分もございます。ご承知おきください。
10億人の開発者創出へ向けて
GitHubは2008年のサービススタートから、様々なプロダクトの開発を支援し、2013年からは毎年GitHub Universeを開催しています。
この16年間の間で、多くのOSSプロジェクトが生まれ、GitHub上で管理されています。
「GitHubはEnterpriseプロダクトを管理する場所」という一面もありますが、このOSSプロジェクトの活動にも力を注いでいるサービスです。
コミュニティの開発を強く支援するための機能がGitHubには備わっています。
今まで同様、むしろ今まで以上に、これからも強力に支援を続けるとの表明がありました。
その中でワードとなるのが「10億人(1 Billion)開発者を創出する」という表現です!
現在、GitHubにはすでに1億人の開発者が参加しています。 これから先、10倍規模の開発ができるようなプラッフォームとして様々な機能・ツールが提供されていくのでしょうね!
第一歩は自然言語開発
1億人の開発者を10億人にして、人類の進化を加速する。
その第一歩は、「自然言語を使った開発」とのこと。
従来のプログラミング言語を学習し、ビルドやデプロイの環境を用意する、または設計をするという部分を、自然言語での指示に置き換えることができたら?
多くの方のイメージやアイデアを、自身がすでに扱える自然言語で開発できたら?
10億人規模の開発者が誕生するのもなんだか壮大な夢ではありますが、現実味もありますね。
「開発者」という言葉の定義が変わりつつあって、やはり今後はAI-poweredな開発、AIネイティブな開発というものがトレンドになっていくのでしょうか。非常に興味ふかいトピックでした。
小さなプロジェクトをサポートする
そういったAIネイティブな開発は、昨日話題に上がったGitHub Sparkを使うことで実現できそうです。
GitHub Spark 情報まとめ!GitHub Universe現地レポート - Alternative Architecture DOJO
もちろん、すべての開発がGitHub Sparkに置き換わるという話ではありません。
今まで通り、たくさんのプロジェクトが今後も生まれることと思います。GitHubは、小さな、生まれたばかりのプロジェクトだったとしても理想的な開発環境を整えることを目指しています。
Public Repositoryでは多くの機能が無償で利用できます!
いままでも全世界に公開されるPublicなリポジトリ上でのプロジェクト(リポジトリ)には、多くの機能が無償で提供されていました。
それは、今後も継続されますし、新たな機能やツールなども、基本的な方針としてはPublicリポジトリでは無償で提供されるとのこと!
GitHub Actionsのhosted runner に armが追加予定!
Armアーキテクチャを利用した開発をするためにはセルフホステッドランナー(self-hosted runner)を利用する必要がありましたが、ついにGitHubから提供されます!
Accelerate your CI/CD with Arm-based hosted runners in GitHub Actions - GitHub Changelog
Copilot Autofixが利用可能に!
CodeQLベースのAutofixが利用可能になるとのことです。
サンドボックス環境の提供
今後、GitHubプラットフォーム上で、サンドボックス環境で開発を学べるようなサービス?ツールを提供予定とのことです。
コースがいくつか提供されて、AIと対話式でコーディングの基礎を学んでいく様子がデモ動画で提供されていました。
お題、ドキュメント、サンドボックスが一画面になって様々なプログラミングを学べる場になるみたいですね。
GitHub Educationも拡張していくということで、学生や先生のサポートも今後更に手厚くしていくとのことです!
本記事は速報です。
情報は随時更新されます。
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