こんにちは、先日スーパーに買い物を行ったときにレジに並んでいると、レジの係の方が「レジの応援お願いしますー」と他のスタッフの方を呼ばれたのですが、それを聞いた娘が「頑張れー!」とレジの方を応援していてそういうことではないんだけどなと思いつつも可愛いなと思った木村です。
2025年3月1日に開催されたJAWS DAYS 2025にて、「JAWS FESTA 2024『バスロケ』GPS×サーバーレスの開発と運用の舞台裏」というタイトルで登壇しました。本ブログでは、イベントの概要や私の発表内容、発端となったプロジェクトについてなどをレポートします。
イベントの概要
JAWS DAYSは、AWS User Group (JAWS-UG)が主催する年次イベントで、例年3月頃開催されます。今年も1000人前後という多くの参加者が集まりました。
JAWS DAYS 2025の当日のタイムテーブルなど詳細は以下をご覧下さい。
私のセッションはキーノート直後のC-1トラックで行われ、多くの方にご参加いただきました。
今回はJAWS FESTA 2024でバスロケサービスに関わった、SORACOM UGのメンバー4名で登壇しました。企画に携わったのは5名だったのですが、バス会社との折衝や物理デバイスの設置を担当いただいた古里さんが当日欠席されたため4名で登壇し、古里さんの担当部分については私が資料を代読しました。
資料は以下で公開しております。資料はメンバーを代表して、(株)ソラコムの松下さんのアカウントで公開しております。
「バスロケ」とは
2024年10月12日に開催されたJAWS FESTA 2024 in 広島では、駅から会場を結ぶシャトルバスの位置情報をリアルタイムで提供する「バスロケ」サービスを、SORACOM UGのメンバーで開発・運用しました。GPSデバイス(GPSマルチユニット SORACOM Edition)をバスに設置し、その位置情報をクラウド上で収集・処理し、Webアプリケーションでリアルタイムに表示するという仕組みです。
なお、バスロケサービスは2024年10月12日~13日に同時開催された西条酒まつりのシャトルバスに対しても提供されました。
これは正確に言うと、酒まつりのシャトルバスをJAWS FESTAの参加者にも利用させていただいたという状態でした。詳しくは発表資料をご覧下さい。
私の担当部分
私の担当はAWS Lambdaを用いて構築した、バスの位置情報が特定の地域に入っているかどうかを確認して表示系にデータを回すかどうかを判定するという部分でした。
登壇時の発表内容はLambdaでの実装に関することもお話ししましたが、メインとなったのは「GitHub Actionsを使ってCI/CDを実現した」ということでした。コードの規模は小さくても、グループでの構築だからこそ初期からCI/CDをセットアップし、単体テストも準備することが重要であることを強調してお話ししました。
プロジェクトならびに発表の感想
昨年のプロジェクトは、非常に短期間で複数メンバーで一気に開発して当日の運用まで持っていったという貴重な経験ができ、とても楽しかったです。
今回の発表も、短期間でチームメンバーと一気に仕上げるという同じような経験ができ、とても充実していました。
そして何よりも、私は弊社が得意とし、普段からお客様に提供しているDevOpsの知識と経験を活かしてプロジェクトに貢献し、発表することができたのがとても嬉しかったです。
今後も、このような機会があれば積極的に参加していきたいと思います。
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