オルターブースの高田です!
9/10日、Microsoft AI Tour Osaka がコングレスクエア グラングリーン大阪にて開催され、私も参加いたしました!

大阪は10年くらい前に2年間ほど住んでいたのですが、それ以来ということもあり、御堂筋線の地下鉄に乗った時には色々と思い出が蘇りましたね😊
あと余談ですが、万博の大屋根リングを外からでも一目見てから帰れば……よかっ……た。
さて、そんな私のささやかな後悔は置いておいて、イベントの現地レポートを綴っていこうと思います!
Microsoft AI Tour Osaka とは
本イベントは、ビジネス リーダー、開発者、IT プロフェッショナルの方を対象とした AI 活用に関する最新情報と今後の戦略を検討するうえで欠かせないセッションを 1 日で体験できるイベントです。
本イベントは東京で過去行われていましたが、大阪で開催するのは今回が初めてのようで、参加者は1500名以上とのこと!
また、基調講演では大阪府知事の吉村 洋文 知事と日本マイクロソフト株式会社の津坂 美樹 氏とのトークセッションがありました。メディア用に2人が並んだ時、イベント参加者の皆さんも一斉にスマホを取り出し撮影していましたね。
もちろん私も!😂

大阪府と日本マイクロソフト株式会社は2023年9月に協定を結んでおり、AIの開発や導入、府民や府職員に向けてAIスキル習得の機会を提供しているそうです!
AI の利活用推進に向けた事業連携協定を大阪府と締結 - News Center Japan
基調講演
さて今回の基調講演のメイントピックですが、それはズバリ「フロンティア組織」になります。
フロンティア組織とは、AIを戦略的に活用し、組織の在り方そのものを再構築する企業や団体のことを指す言葉です。
基調講演ではこのフロンティア組織について深掘りし、マイクロソフトがどのように支援できるかについて、一連の業務デモンストレーションを交えて紹介してくれました。
各部門がどのマイクロソフトサービスを効果的に扱い、AIを用いることで従来の方法からどれほどの効果が表れるのか、ユーモア溢れる会話も入り混じっており、見て聞いて楽しいものでした。
基調講演はYouTubeの方でも見れますので、是非ご覧ください!
参加したセッションについて
基調講演が終わりますと、4つのRoomとConnection Hubでセッションがそれぞれ並行して行われていきます。
内容自体はイベント当日までに公開されていますので、今後参加予定の方は前もってどのセッションに参加するのか決めておきましょう!
ちなみに当日私が行ったのは
AI時代の将来に備える
Azureでつくる AI エージェントパターン
Copilot共に創る新たなビジネス価値と革命の機会
VS Code で GitHub Copilot に不可欠なプロンプト作成の基礎と応用
になります。
その中でも私が最も刺激を受けたのは「VS Code で GitHub Copilot に不可欠なプロンプト作成の基礎と応用」になります!
VS Code で GitHub Copilot に不可欠なプロンプト作成の基礎と応用
突然ですが、皆さんは VS Code で GitHub Copilot 使っていますでしょうか?
私は普段の業務から日常的に使用していますが、改めてプロンプトとはと聞かれますと、うーんと考えてしまいます。
本セッションではSF作家のアーサー・C・クラークの「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。」という言葉の元、CopilotなどのAIは魔法であり、プロンプトというのはその魔法を生み出す呪文だという紹介がありました。
確かに私が初めてCopilotを触った時、一瞬でコードを書き上げてくれて魔法のようだと感動しましたね。ただその時の私は呪文……プロンプトの方には深く関心を持っていなかったです。ただ出来上がった魔法を楽しんでいただけなのです。
それでは効果的な呪文とはどういうものなのか。 本セッションでは CLEARなプロンプト として紹介があり、とても参考になると思いましたので共有させていただきます!

また、さらに強力な魔法を VS Code で生み出すためにカスタムインストラクションの設定方法やテンプレートプロンプトの使い方、MCP Severを併用しての使い方なども説明があったりと、ボリュームたっぷりな内容でした!
おわりに
今回の AI Tour でフロンティア組織というのが今後どんどん出てきて、AIと共に日常業務をこなしていくのが当たり前になる時代がもうすぐ来るのだという実感がわきました。
私は以前、介護に従事しておりましたが、そこではPC操作が不得意な方がほとんど。マクロ入りのExcelファイルがマクロが少しでもおかしくなったら直せず、人力で何とかして打ち込むってことはよくありました。
今後のAIの発展で、どの仕事においてもAIを当たり前に扱うものになれば、そういった苦労なども取り除かれるところが増えるのかなと。
そのためにもCopilotなどのAIをどんどん扱える環境にいる自分が、もっと理解しないといけない、そうこのイベントを通じて思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
おまけ
Connection Hub。ここでは各企業やマイクロソフトがブースを出展したり、ライトニングトークも行われるなどしておりました。

私も次のセッションまでの休憩時間などに訪れ、全て見て回りました。
なぜかというと、各ブースにはQRコードが設置されており、読み取ったQRコードからスタンプを計15個貯めると、Microsoft 50周年記念カプセルトイが貰えるからなんです!
それとイベント終了後にある抽選会の抽選券も貰えます!(ちなみに抽選会は何も当たらずでした🤣)

また、AI機能を活用するための専用のNPU(ニューラルプロセッシングユニット)を搭載した Copilot PC の展示もされており、実際に触らせていただきました!
デバイスにAIが搭載されているので、オフライン環境でもAIを駆使して作業ができるのは魅力的ですね。

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