こんにちは。MLBお兄さんこと松村です。
2019年9月9日に「Visual Studio Terminal」という機能が発表されましたので、実際に使ってみたブログを書いてみます。
Visual Studio Terminal とは?
その名の通り、Visual Studio でターミナルが使用できるようになる機能です。
これまでもパッケージマネージャーコンソールという機能によって、Visual Studio 内で PowerShell を利用することができますが、 Visual Studio Terminal では自分の好きなターミナルを使うことができるようになります。
前提
Visual Studio 16.4 Preview (以下、VS2019 Preview) が必要になります。
今回は Microsoft Azure の仮想マシンを用意し、 VS2019 Preview をインストールしました。
機能の有効化
VS2019 Preview を起動し、メニューバーから ツール
> オプション
> 環境
> プレビュー機能
> 試験的な VS ターミナル
にチェックを入れ、VS2019 Preview を再起動します。
使ってみる
適当にプロジェクトを作成し、メニューバーから 表示
> Terminal Window
を選択し Visual Studio Terminal を表示することができます。
ターミナルをカスタマイズする
既定の Terminal Window では PowerShell が起動すると思います。
他のターミナルを使用したい場合はメニューバーから ツール
> オプション
> 環境
> Terminal
と進みプロファイルをカスタマイズすることができます。
ただし現時点では複数のターミナルを使用することはできず、既定に設定したターミナルのみ使用できるという状態のようです。
Windows Terminal のように複数のターミナルが利用できるようになれば便利さが増しますね。