こんにちは、オルターブースしんばです。
早速ですが、当社はGitHub公式パートナーということもあり、GitHub Copilot Enterpriseのベータに参加させていただいております！
〇〇Copilotが増えて様々な生成AIサービスが注目を浴びていますが、なかでもGitHub Copilotはかなりお問い合わせも多く、それだけ期待値の大きなサービスなんだなあと実感しております。
今回は、GitHub Copilot Enterpriseベータにある機能のうち GitHub Copilot Chat in GitHub.com を触ってみます！
- GitHub Copilot Chat in GitHub.comとは?
- リポジトリをインデックスしてみた（たったの2ステップ）
- どんな使い方ができるのか？
- まとめ（どんなところがすごいの？）
- GitHub製品についてお悩みはありませんか？
GitHub Copilot Chat in GitHub.comとは?
この機能は、いままでVisual StudioやVisual Studio CodeなどのIDEに拡張機能として追加していたGitHub Copilot Chat機能を、GitHub.comのWebページで扱えるようになるという大変便利な機能です。
Copilot（副操縦士）として、コーディング全般の質問をGitHub.com上で行えるほか、リポジトリをインデックスすることにより、IDEで操作する @workspace よりも広い範囲で処理されたコード提案をしてくれます。
GitHub Copilot Chatですので、コード提案だけではなく、コードの解説やプロジェクトの説明なんかもしてくれます！
今回は、リポジトリをインデックスして、そのプロジェクト（リポジトリ）全体を横断したAIによる応答を試してみます！
リポジトリをインデックスしてみた（たったの2ステップ）
1. インデックスしたいリポジトリを開き、GitHub Copilotアイコンをクリックする。
（GitHub Copilot Enterpriseが有効化されている場合のみ表示されます。）
2. Index this Repository を押す
あとはインデックスされるのを待つだけ！
どんな使い方ができるのか？
リポジトリをインデックスさせることで、リポジトリに特化したセマンティックな応答を期待できます。
ただし注意書きとして Copilot is powered by AI, so surprises and mistakes are always possible. とあります通り、生成AIはいつでも絶対的な答えを導いてくれるわけではないのでその点はGitHub Copilot Chat in GitHub.comでも留意しておきましょう。
プロジェクトに実装した機能が、どのファイルの何行目に記述があるか知りたいとき
例えば、「OGPメタタグをどこかで設定していたはずだけど、どこだっけ・・・？」といったときにCopilot Chatに聞けます。
巨大なプロジェクト（リポジトリ）でCopilotを使いたいとき
ところで、GitHub Copilot Enterprise（ベータ）を利用していれば、自分のリポジトリ以外のリポジトリに対してもプロンプトを入力できます。
巨大なプロジェクトに対してもちゃんと答えが返ってくるのか、microsoft/vscodeのリポジトリで検証してみました！
なるほど・・・しっかりリポジトリ全体を把握していそうです。
referencesをクリックするとこのような形で該当箇所が隣に開かれます。
これはすごい
まとめ（どんなところがすごいの？）
AIペアプログラマー、副操縦士としてのGitHub Copilotが、リポジトリ全体にわたってコンテクストを把握できるというのはかなり大きな進化だと感じました。
いままでIDEを使っていたときは、記述がありそうなファイルやFunction・変数名などに目星をつけておく必要がありました。
一方、Copilot in GitHub.comでは、リポジトリをインデックスすればそのような必要がありません。
特に以下のようなシチュエーションにおいて力を発揮するのではないでしょうか？
- 既存のプロジェクトに新たなエンジニアがアサインされたとき
- 大きなチームで手掛けるプロジェクト（リポジトリ）で、他者が行った変更についてキャッチアップをしたいとき
これ以外にも、新人エンジニアさんの勉強などにも役立つのではないかと感じています。
皆さまの組織のニーズに応じた使い方を模索されるのも良いかもしれませんね！
オルターブースでは、GitHub公式パートナーとして、GitHub関連製品について最新の情報を発信しております。
GitHub製品についてお悩みはありませんか？
オルターブースはGitHub EnterpriseやGitHub Copilotの導入から、サポートやトレーニングまでワンストップでご提供可能です。
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