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オルターブースのクラウドネイティブ特化型ブログです。

Azure PortalもAIにお任せ!Microsoft Copilot for Azureを試してみた

こんにちは、12/15のオルターブース アドベントカレンダー2023を担当させていただきます。オルターブース新人の木村龍太郎です!
2023年のIgniteで、Microsoft Copilot for Azure(プレビュー)というサービスが発表されました。 https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/copilot

このサービスを使うと、ChatGPTのような使用感でAzure Portalの操作を行ってくれたり、提案をしてくれます!
実際に試してみたので、使用感などを共有出来たらと思います!

利用条件

残念ながら、2023年12月時点ではまだ使える方が限られているので、ご注意です。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/copilot/limited-access

現在、承認されたエンタープライズのお客様とパートナーのみが利用できます。

また、Azure Portalの言語設定を日本語に設定していると、サポートされている言語ではないとの表示が出るので、英語に切り替えて使用します。

試してみる

開き方

上のバーにある[Copilot]のボタンを押すと、画面の右側にチャット画面が出てくるので、そこから開始です!

デプロイ方法の質問

まずは、私が良く使うアプリのデプロイについて聞いてみます。

ぱっと思ったのは、すぐには回答を出すUIではなく、回答までのプロセスを表示しているところも面白いなと思いました。

回答が来ました。

以下訳

Azure に Node.js アプリケーションをデプロイするには、以下の一般的な手順に従います:

Node.jsとnpm、Visual Studio Code、およびVisual Studio Code用のAzure App Service拡張機能をインストールして、初期環境をセットアップします。
Node.js と NPM とともにデフォルトでインストールされている Express Generator を使用して、Node.js アプリケーションを作成します。
App Serviceアプリを構成し、Visual Studio Codeを使用してコードをAzureにデプロイします。
Node.jsアプリケーションのAzureへのデプロイに関する詳細な手順や情報については、以下のリファレンスを参照してください:

AzureにNode.jsウェブアプリをデプロイする
Node.js + MongoDBウェブアプリをAzureにデプロイする
これらのガイドでは、初期環境のセットアップ、Node.js アプリケーションの作成、Azure へのデプロイについて説明しています。MongoDBデータベースに接続したNode.jsアプリをデプロイしたい場合は、「Node.js + MongoDBウェブアプリをAzureにデプロイする」チュートリアルで説明されている手順に従うことができます。

この質問の仕方だと、ChatGPTと大差ないですね。

ポータル操作

次に、ポータルを操作しないとできないようなことを聞いてみましょう。既存のリソースグループにリソースを作らせてみます。

Azure AI servicesとAzure OpenAIどっちを開きたいの?と言われてますね。自分の単語のあいまいさも検知して回答してくれてます。
Azure OpenAIと答えると、、、

なんと最初のアプリのデプロイの質問をした画面から移動してAzure OpenAI作成画面を開いてくれました。

その他

ダークモードの切り替えもしてくれます。 put it back(戻して)といっただけでも、ライトモードに切り替えてくれました。賢いです!

最後に

使い方を学ばずともすぐに触れたのはよかったです!
指示の仕方によってはものすごく開発効率を上げてくれそうですね。
まだプレビューなので使用できる人が限られていたり、日本語で出来ないのが残念ですが、今後のアップデートに期待ですね!


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