Alternative Architecture DOJO

オルターブースのクラウドネイティブ特化型ブログです。

ゆく年くる年、オルターブース

副鼻腔炎も併発してクリスマスにくるしんでる代表の小島です。

実はこないだまでインフルで苦しんでおりましたが、やはりというかたいてい副鼻腔炎に移行しちゃうんですよね。

まじでつらい。。。

そんな辛い中、今年のオルターブースアドベントカレンダーの締めを務めさせていただきます。

adventar.org

創業して一番MPが削られた年だった

創業して以来、僕たちもご多分に漏れず様々なハードシングスを経験してきました。今こうやってブログを書いているということはなんとか乗り越えてきたということでご理解頂いていいかと思います。

僕自身はあまり精神的な強さを持っていないので、ちょっとのことでヘコタレてしまうのですが今年は、まあ色々なことが起こりすぎて精神のアップダウンが激しかったなあと思います。

その中でも弊社のターニングポイントになった出来事は、Microsoft Advanced Specialization DevOps with GitHub on Microsoft Azureの取得が大きいです。

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この認定があって、創業期から続けていたソフトウェア開発やクラウドプラットフォームのコンサルティングがようやくDevOpsという言葉でお客様に提供できるようになりました。

特に弊社はGitHubとのパートナーシップにより、いち早くGitHub Copilotの提供もしておりました。

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とにかく今年はAI尽くしであり、良い意味でも、悪い意味でも振り回されることになりましたね。

組織の自由度とガバナンス

そんな劇的に変化する外部環境に対応するために内部、つまり会社組織の改革も行ってきました。特に今年はマーケティングの強化をテーマに行っており、そのための組織改善を多くしてきました。

僕たちは非常に小さな組織ではありますが、弊社のお客様の大部分は非常に巨大なエンタープライズ企業やそれに近しいビジネスを展開されている企業です。そのような企業とパートナーシップを組むためにはある程度の作法が必要になります。

ここらへんは内部統制プロセスでも行うのですが、弊社の場合、先に書いたように非常に小さい組織です。

ですので、細かいルールを作り、それを運用するとなると余計な仕事が一気に増えてしまい内部統制が効かなくなります。

そこで僕たちは多くの作業を自動化し、内部統制がしっかり効くようにシステムをうまく作っています。

それがローコードです。

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ローコードを使ったシステム開発は素早く目的のものが出来上がるだけでなく、メンテナンス性も優れているので弊社では様々なところで活用しています。

そして、素晴らしいと自分でも思っているのですが、各部門がそれぞれ主体を持ってそれに取り組みトライアンドエラーを繰り返しているんですよね。

マーケティングの開花

元々僕がそういう風が吹いたら桶屋が儲かる的なセールスパイプラインを作るのが好きではあるのですが、ここに”データ”が加わり、アカウントエンゲージメントを高める仕組みが入りました。

これは一言で〇〇です、と言い切れるものではないのですが、データによる分析を中心にマーケ施策を実施し、非常に高い効果を出しました。

来年正式にリリースしますが、スタートアップ向けにアカウントエンゲージメント戦略のサポートをサービスとしてリリースする予定です。

(実はすでに実験的ではあるのですがご提供している企業様もいらっしゃいます)

もしご興味アレば是非ご連絡ください。

アドベントカレンダー的にはなにか技術的なアレがほしいところだけど

いや、もう散々書いているんでこの記事では一切触れません。

と言いつつ、今年僕が作成した資料の数も50以上あるし、なにかのLTとかで話せすやつやガチで講演レベルで話せるやつもありますが、クラウド技術の話はほんとに奥が深くて面白いですね。

まあ、そんなんでここを締めるのもアレなんで、一応お伝えすると何度か僕はSDGsやESGの生地を書いています。

aadojo.alterbooth.com

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特にESGの話は何人から直接フィードバックを頂いたりしたのですが、とても重要なことなので是非皆さん知って欲しいです、

エンジニアが技術を使うのは何故か。自分のため、人のため、会社のため、色々ありますが、社会のためと考えても良いんじゃないかと思っています。

オルターブースは以前スローガンに「クラウドの社会実装をする」と掲げていたことがあります。

その時はスマートシティに代表される都市機能のIT化を想像していたのですが、今は明確に違って、社会の存続に必要だから、です。

理由は先に書いた私の記事を読んで頂ければいいとは思いますが、Well-Architectedな仕組みは弾力性もあり、信頼性もあり、コストやセキュリティなあらゆる面がクラウドを中心に設計されたものです。言い換えれば、なるべく無駄なく、最高のパフォーマンスを出す設計ですよね。

それは、つまり社会や地球に対してESGを通して貢献しているということなんです。

まだピンと来ない人も殆どなんじゃないかと思いますが、実はこの手の話はすでに経産省からガイドラインが出ています。

https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/carbon_footprint/pdf/20230526_3.pdf

カーボンフットプリントとは二酸化炭素排出量レポートのことで、これらを抑えなければ地球は近い将来滅んでしまう可能性があると言われています。ちなみに近い将来っていうのは数年後の話ではなく数百年後の話です。しかしその数百年後の運命を決めるのは今なんです。

小難しいことを言って大変申し訳無いのですが、これらの環境要因から私たちソフトウェアエンジニアは何をすべきか。

AIはこの流れの一旦でしかないと僕は思っており、ESGを含めて環境問題はもっと広く認知されても良いんじゃないかなと思います。

ってことで、最後はちょっと重めになりましたが、オルターブースは本当に良い会社なのです。

最近社員が口々に良い会社だって言ってくれて本当に嬉しい。

ただ、まだまだ立ち止まるわけには行かないのでまだまだ突っ走ろうと思っております!!!

来年もまたオルターブースをよろしくお願いいたします!!