Alternative Architecture DOJO

オルターブースのクラウドネイティブ特化型ブログです。

SAGA ✕ Azure Hackathon を終えて

こんにちは。株式会社オルターブース  かどた です!

入社から1ヶ月、株式会社ハックツさんとの共催で行った宿泊型ハッカソン「SAGA ✖️ Azure Hackathon」にメンターとして参加させて頂きました。

hackz.connpass.com

 

とても良い経験と刺激をもらったので、今日はそのハッカソンについて

記事を書いてみました。

クラウド技術必須の宿泊型ハッカソン!「SAGA × Azure Hackathon」

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会場の様子

SAGA × Azure Hackathon はクラウド技術に興味がある学生向けのハッカソンです。

会場となったのは佐賀県佐賀市「SAGA FURUYU CAMP」

廃校をリノベーションした複合合宿施設で、どこか懐かしさを感じながらも、大浴場や食堂など宿泊施設として必要な設備が充実しており、開発に専念できる素晴らしい環境が整っていました。

sf-camp.com

当日はうっすら雪化粧。

参加した学生の皆さんも防寒対策バッチリで会場入りし、これから始まる1泊2日のハッカソンに向け準備万端といった様子でした。

テーマは「Azureを使い倒せ!!!」

今回のハッカソンテーマは「Azureを使い倒せ!!!」

Azureは、マイクロソフト社が提供するパブリッククラウドのプラットフォームです。

クラウド技術を強みとするオルターブースの現役エンジニアが、学生さんの開発を全力でサポート!開発開始に先立ち、Azureの使い方や開発のポイントをレクチャーしました。

一生懸命聞き入る学生さんの背中に、ハッカソンへの熱量が伝わってきました。

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Azure講座

Azureを使って作りたいものを自由に開発

Azure講座を受講後、用意して頂いた豪華なお弁当で昼食。

そしていよいよ開発がスタート!

事前に考えてきたプロダクトで早速コーディングを始めるチームや、アイデア出しから始めるチーム、単独で果敢に挑む猛者など、『待ってました!』と言わんばかりに開発をスタートしました。

プロダクトの中には、LINEボットで不規則に入力された予定をGoogleカレンダーに自動で登録させたり、指定された数字を言い当てる「ヌメロン」という推理ゲームをつくったり。参加した学生さんのプログラミング技術はもとより、そのアイデアの豊富さに驚かされました。

学生さんの一生懸命取り組む姿に、オルターブースエンジニアも自ずとサポートに熱がこもります。

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夕食は食堂でビュッフェを堪能。技術の相談や談話など、共通の目標に向かう同志の皆さんでコミュニケーションを図る最高の時間となりました。

その後は各々が部屋に戻り開発を再開。夜が更けた後も手は止まりません。

一泊二日とは言っても寝るかどうかは自由なのですww

翌朝もチェックアウトを済ませ開発を継続。発表まで時間が迫る中、各チーム追い込みを行います。

走り抜いた先に

いよいよ結果発表!

それぞれが持ち寄った技術とアイデアを思う存分プレゼンしました。

開発が思った様に進んだかどうかはさておき、皆さん最後まで走り抜いた成果を一生懸命発表されていました。

そして今回のハッカソンで優勝を飾ったのは、チーム『誤三家』でした。

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最優秀賞『誤三家』

開発にとても苦労していた印象でしたが、その妥協しない精神と努力が評価されました。また惜しくも優勝できなかったチームの皆さんも、最後まで作り上げようと一生懸命粘っていたその姿に、とても感動を与えて頂きました!

ハッカソンを終えて

ハッカソン終了後、参加者全員で懇親会を行いました。

開発工程を各々が振り返ったり、Azureを初めて使ってみてどうだったかなど、ハッカソンを走り抜いた達成感からか、自然と和やかな雰囲気に包まれた懇親会でした。

1時間程度の懇親会を終わり、それぞれ帰路につきます。

その学生の後姿は、疲れを感じさせるどころか、しっかりとした足取りでとてもたくましく思えました。

初めてのメンター

入社後一か月、このハッカソンで初めてのメンターをさせて頂きました。

Azure の学習を始めて間もないという事もあり、学生さんの質問に正しく答えられるだろうか、ハッカソンなんて楽しくないな... と思われたらどうしようかと、不安を抱えてのメンター参戦でした。

開発が始まると早速、Azure Logic Apps の使い方や、Nuxt.js の書き方についてなど...使ったことのない技術の質問ばかりが殺到ww

正直どう答えていいのか全く分からず焦っていると、先輩エンジニアの方がすかさずフォローに入って下さいました。

しかし、いつまでも先輩エンジニアの方に頼ってばかりではいけない、学生さんと一緒になって考えることなら私にもできる。そう思い、学生さんと一緒に解決策を探すことにしました。

でてきたエラー文をしっかり読み、分からなければググる。

『何をしたいのか』そして『何に困っているのか』を明確に言葉にするようアドバイスしたり、参考になりそうな資料を渡して一緒に読んでみたり。

しばらく続けていると、少し緊張気味だった学生さんとも打ち解け、気軽に相談して頂けるようになり、少しずつではありましたがメンターらしいことができる様になってきました。

問題が一つ解決し前に進みだす。一緒に喜びを分かち合ったあの体験は、私自身も成長と喜びを感じる瞬間でもありました。

最後に

メンターとして参加させて頂いた今回のハッカソンは、学生さんと同じく、私にとっても大変貴重な経験となりました。

そして参加して下さった学生の皆さんが、よりクラウド技術に興味を持っていただき、これからもクラウドをもっと勉強していきたい、プログラミングってやっぱり楽しい!と思って頂けたと期待しています。

まだまだ寒い日が続きますが、皆さんお体には十分気を付けてお過ごしください。

最後までお読みいただきありがとうございました!