こんにちは、MLBお兄さんこと松村です。
あけましておめでとうございます。2024年も弊社テックブログのAADOJOをよろしくお願いします。
弊社のブログでもよく登場する VS Code Dev Containers ですが、C# を扱うコンテナー構成の個人的おすすめをご紹介します。
github/dotnet-codespaces
それは GitHub が公開している github/dotnet-codespaces です。
このリポジトリはテンプレートリポジトリとなっているため、このリポジトリから自身のリポジトリを作成することで Dev Containers 構成を利用することができます。
Dev Containers 構成を含んでいるため、当然ですが GitHub Codespaces に展開することも可能です。
つまり、 C# アプリケーション開発をブラウザ上で行うことができる環境を得ることができます。
ハンズオンなど複数人に同じ環境を準備する必要があるときなどで、このリポジトリが役立つときがあると思います。
また、テンプレートリポジトリにはサンプルアプリも含まれているため、とりあえず動かし方に慣れることも簡単だと思います。
詳細は README.md に載っています。
コンテナー構成
Dev Containers の構成は .devcontainer/devcontainer.json
を読むことで知ることができます。
ざっくり書くと、以下の構成となっています。(記事執筆時点)
- コンテナーイメージ: mcr.microsoft.com/dotnet/sdk:8.0
- .NET 8.0 SDK
- 追加機能
- Docker in Docker
- GitHub CLI
- PowerShell
- Azure Developer CLI
- .NET CLI (7.0 ランタイム)
- VS Code 拡張機能
- GitHub Codespaces の最低マシン構成
- メモリ 8GB
- CPU 4コア
追加したい拡張機能
個人的にこのコンテナー構成を利用する場合、2つの VS Code 拡張機能を追加したいと思っています。
- GitHub Copilot Chat - Visual Studio Marketplace
- GitHub Copilot が使えるなら GitHub Copilot Chat の拡張機能も入れときましょう
- そういえば GitHub Copilot Chat は2023年末に一般提供が開始となりましたね
- GitHub Copilot Chat now generally available for organizations and individuals - The GitHub Blog
- Polyglot Notebooks - Visual Studio Marketplace
- インタラクティブなコマンドライン機能である .NET Interactive と Jupyter Notebook を実行するための拡張機能です
.devcontainer/devcontainer.json
に追加して、 Dev Containers や GitHub Codespaces を作り直すことでインストールすることができます。
{ ... "customizations": { "vscode": { "extensions": [ "ms-vscode.vscode-node-azure-pack", "GitHub.copilot", "GitHub.copilot-chat", "GitHub.vscode-github-actions", "ms-dotnettools.vscode-dotnet-runtime", "ms-dotnettools.csdevkit", "ms-dotnetools.csharp", "ms-dotnettools.dotnet-interactive-vscode" ] } }, ... }
さくっと開発環境を準備できることは、ふとしたときに役立ちますので、このリポジトリを活用してみてください。
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