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【週刊オルターブース】ローコード伴走型支援ってなに?

日中もかなり涼しくなってきましたね🍂

今日福岡は朝から雨が降っています☂️

風邪ひかないようにしとかないとですね😷⭐️

さっそく掛け布団を出したは良いが、シーツ付けるのがめんどくさくて、シーツ無しで使ってます🛏️

なんとかなるもんですね🥳


今回の週刊オルターブースは、
弊社のサービスをご紹介しようと思います🫶


ローコード伴走型支援サービスってなに?ってところをご紹介していきたいと思います!!!

ローコード伴走型支援サービス

ローコード伴走支援サービス

そもそもローコード開発とは?

ローコード開発とは、できる限りコードを書かずに短期間でソフトウェアを開発する手法を指す言葉です。コードを書かない代わりに、GUI(Graphical User Interface)による視覚的な操作を用いることで開発を進めていきます。​
ローコード開発のやり方は、Webブラウザーなどのコンピューターの画面上で必要な部品を選び、部品同士を組み合わせながらシステムやアプリケーションを作っていきます。そのため、ローコード開発はプログラミングの知識やスキルが乏しくとも、プログラムを作ることが可能な開発手法です。

ローコード開発のメリットは?

ローコード開発をするメリットを見ていきましょう。

▼開発期間の短縮
コードを書かないことで、開発工程が簡略化され、開発工数を削減できます。

▼プログラミングスキルが不要
GUIによる視覚的な操作で、プログラミングをしたことがない人でもアプリケーションの開発ができます。

▼コードの記述ミスを防げる
コードの記述ミスによるトラブルが減ることで、品質や安全性が向上します。

▼コスト削減
開発期間の短縮や作業工程の省略により、人件費や設備費などのコストも削減できます。

▼完成後の改修がしやすい
ローコード開発では必要に応じたカスタマイズなど、ある程度の調整はコードの記述にて対応できるようになっています。

ローコード開発は、プログラミングスキルが不要なため、業務知識や創造力を持った人たちが自分たちのニーズに合わせたシステムを作れます。そうすることで多様な人材やアイデアが参入できるようになり、イノベーションや競争力の向上につながります。コードを書かないことで、開発工程が簡略化され、開発期間やコストも削減できます。また、コードの記述ミスを防ぐことができるので、品質や安全性も向上します。ローコード開発を使えば、市場の変化に素早く対応できるようになり、ビジネスのスピードや効率を高めます。更に、カスタマイズや改修がしやすいので、柔軟性や拡張性も高めてくれます。これにより、ユーザーのフィードバックや要望に応えられるようになるので、ユーザー満足度を向上させることもできます。

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このように、ローコード開発はメリットも多いですが、デメリットも理解しておく必要があります。

ローコード開発のデメリットは?

ローコード開発にはメリットもあればデメリットもあるはずです。
デメリットは以下の通りです。

▼実装機能に制限がある
開発ツールが用意した機能パーツを組み合わせて実装するため、細かなデザインの調整や完全自社対応の機能の実装には適していません 。

▼セキュリティがプラットフォームに依存する
システムを提供するプラットフォームのクラウドサーバーに構築されるため、開発したシステムのセキュリティ管理(保守・点検など)はプラットフォームに依存する形になります。

▼社内システムの乱立・ブラックボックス化を招く可能性がある
誰でも簡単にシステム開発ができるという状況によって、社内システムの乱立や、ブラックボックス化を招く可能性があります 。

▼開発ツールの使い方を事前に習得する必要がある
ローコード開発ツールは多種多様で、それぞれ使い方や機能が異なります。そのため、あらかじめそのツールの特性や使い方を習得しておかなければ、後になってから作りたいシステムが作れないといったことや、納品間際になって重大な問題が発生することがあります 。

ローコード開発は一定のニーズには有効な手段だと思いますが、複雑な機能や高い品質を求める場合には不向きだと考えます。ローコード開発を利用する際には、そのメリットとデメリットをよく理解し、適切な場面で使い分ける必要があると思います。

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ローコード開発をする上で必要なスキルは?

▼業務分析のスキル
ローコード開発では、業務情報を要求仕様として登録する作業が中心となるため、正確な業務知識や業務分析などのスキルが重要となります。ユーザーのニーズや課題を理解し、システムに反映させる能力が求められます。

▼データ中心発想のスキル
ローコード開発では、業務プロセスとビジネスルールを分離して管理することが重要な考え方となっているため、業務プロセス設計やビジネスルール設計といった、企業のビジネスの根幹となる知識やスキルが必要となります。データを中心にシステムを設計する発想ができる人材が求められます。

▼コミュニケーションのスキル
ローコード開発では、チームワークで仕事を進められることが必要となってきます。また、変更や改善を当然のこととして受け入れられることが必要になってきます。相互の情報連携が活発であり、相手に共感する力や逆に共感を引き出すようなコミュニケーション能力が求められます。

▼開発ツールの使い方を事前に習得するスキル
ローコード開発ツールは多種多様で、それぞれ使い方や機能が異なります。そのため、あらかじめそのツールの特性や使い方を習得しておかなければ、後になってから作りたいシステムが作れないといったことや、納品間際になって重大な問題が発生することがあります。開発ツールの操作方法や仕様について学ぶスキルが必要です。

ローコード開発には、ビジネスの要件やユーザーのニーズを理解する能力が必要です。ローコード開発では、既存のコンポーネントやテンプレートを組み合わせてアプリケーションを構築しますが、その際には、目的や機能を明確に定義することが重要です。また、ローコード開発には、論理的思考や問題解決能力も必要です。ローコード開発では、コーディングの手間は省けますが、それでもエラーやバグに遭遇することがあります。その場合には、原因を特定し、適切な対処方法を見つけることが求められます。

次に、ローコード開発には、コミュニケーションや協調のスキルも必要です。ローコード開発では、チームで開発することが多いです。そのため、メンバーとの情報共有やフィードバックのやり取りがスムーズに行えることが大切です。また、ローコード開発では、クライアントやユーザーとのコミュニケーションも重要です。ローコード開発では、迅速にプロトタイプや最小限の製品を作成し、テストや改善を繰り返すことができます。その際には、クライアントやユーザーの意見や要望を聞き取り、反映することが必要です。

以上のように、ローコード開発には、プログラミング以外のスキルも多く必要です。しかし、それらのスキルは、学習や経験によって身につけることができます。

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ローコード開発で向いている開発とは?

ローコード開発で向いている開発とは、主に以下のような開発です。

  • ビジネスロジックがシンプルで、カスタマイズの必要性が低いもの
  • プロトタイピングや検証が早く行いたいもの
  • 開発者の不足やコスト削減が課題となっているもの


ローコード開発では、既存のコンポーネントやサービスを組み合わせて開発するため、複雑な機能やセキュリティ要件を満たすのが難しい場合があります。また、ローコード開発で作成したアプリケーションやウェブサイトは、特定のプラットフォームに依存することが多く、移植性や拡張性に制限がある場合があります。そのため、ローコード開発は、高度な技術力や柔軟性が求められる開発には向いていません。

ローコード開発で作られたコンテンツの例

ローコード開発で作られたコンテンツの例としては、以下のようなものがあります。

  • ビジネスプロセス管理(BPM)やワークフロー自動化などの業務効率化を目的としたアプリケーション。

    例えば、Microsoft Power AppsやGoogle AppSheetなどのプラットフォームを使って、社内の申請や承認、在庫管理などの業務を簡単にデジタル化できます。

  • データ分析やダッシュボード作成などのデータ活用を目的としたコンテンツ。

    例えば、TableauやMicrosoft Power BIなどのツールを使って、様々なデータソースから情報を抽出し、視覚的に分かりやすく表示できます。

  • ソーシャルメディアやブログなどのコンテンツ作成や配信を目的としたウェブサイト。

    例えば、WordPressやWixなどのサービスを使って、自分の趣味やビジネスに関する情報を簡単に公開できます。

ローコード開発は、時間やコストを節約し、イノベーションを促進するというメリットがあります。しかし、セキュリティやパフォーマンスなどの面では、高度なプログラミングスキルが必要な場合もあります。そのため、ローコード開発で作られたコンテンツは、適切な品質管理やメンテナンスが必要です。
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結局、ローコード開発って意外と難しい?

ここまで見ていくと、意外と簡単そうで、なんだか結局難しい?
そう思われた方もいると思います。

ローコード開発は、必ずしも簡単というわけではありません。実際には、ローコード開発にもいくつかの課題や難点があります。

例えば、以下のようなものが挙げられます。

  • ローコード開発のプラットフォームやツールは多種多様であり、それぞれに特徴や制限があります。そのため、自分の目的や要件に合ったものを選択することが重要ですが、それには事前の調査や比較が必要です。

  • ローコード開発では、プログラミングのコードを直接書かなくても、ビジュアルなインターフェースやドラッグアンドドロップなどで機能やデザインを設定できます。しかし、それでも一定の論理的思考やデザインセンスが求められます。また、細かいカスタマイズや最適化をしたい場合は、コードを書く必要がある場合もあります。

  • ローコード開発で作成したアプリケーションやウェブサイトは、プラットフォームやツールに依存することが多いです。そのため、プラットフォームやツールが更新されたり、サポートが終了したりすると、影響を受ける可能性があります。また、セキュリティやパフォーマンスなどの面でも、プラットフォームやツールの品質に左右されます。

以上のように、ローコード開発は便利な方法ですが、意外と難しいこともあります。ローコード開発を利用する場合は、そのメリットとデメリットをよく理解しておくことが大切です。

なぜオルターブースなのか?

オルターブースが提供しているローコード伴走型支援サービスは、お客様の課題を一緒に洗い出し、業務プロセスを分析し、プロトタイプから実装・リリースまで伴走支援します。これにより、お客様のビジネス変革に沿った現場主導のデジタル化を推進する組織へと一緒に向かっていきます。

このサービスでは、Microsoft Power Platformを活用して、ワークフローの自動化、データの可視化・分析、基幹システムとの連携などを実現します。Microsoft Power Platformは、ビジネスアプリケーションを作成するPower Apps、ワークフローやタスクの自動化を実現するPower Automate、データの視覚化と分析を支援するPower BIなどから構成されるプラットフォームです。

以下の流れでご導入いただけます。

導入の流れ

業務プロセス分析
対象業務や関連部門、顧客サービス、社内システムなどを特定し、アクティビティ図で業務プロセスを見える化します。(約1週間)

インターフェイス定義
入力と出力の定義、タスク分割、プロダクトバックログ作成などを行います。(約1週間)

プロダクトリソースの準備
プロダクトチームの発足、クラウドライセンスなどのリソース確保、スプリント計画などを行います。(約3日間)

インクリメント開発
2週間ごとにスプリントを行い、アプリケーションの開発・更新を行います。(約2週間)

リリース
アプリケーションのテスト・検証・修正を行い、本番環境にリリースします。

この様に、プログラミングスキルがなくても、お客様に合った必要なアプリケーションを開発〜実装まで最短でリリースできる様に伴走いたします。
オルターブースでは、メリットデメリットについてもお客様に寄り添いながら開発支援を行います。 これは、オルターブースが技術集団だからこそ出来るサービスです。

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まとめ

オルターブースはこれまで、出し惜しみなく、お客様の課題に真正面から向き合いお客様と共に手を動かし、自らの価値を高めてきました。 お互いが手を動かすことにより、他には真似のできないHack Movementとなり、オンリーワンの文化を育てることができます。

これは、ローコード伴走型支援についても同様です。

お客様自身ができるようになることが大切だと考えています。

今後もオルターブースをよろしくお願いします!!!!


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