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GitHub Foundations合格体験記

はじめに

本格的なカンカン照りの厳しい暑さとなり、8月の到来となりました🌄
こんにちは!やしきんこと中屋敷です。
今回は、先日合格したGitHub Foundationsの受験体験記を書きました。

GitHub Foundationsとは

GitHub Foundationsは、GitHubの公式認定資格である「GitHub Certifications」の中の資格になります。
この「GitHub Certifications」は今まで、GitHubの従業員とパートナー限定で受験できた資格でしたが、2024年1月8日から一般提供が開始されました。
特に、GitHub FoundationsはGitHubの基礎的な部分を問われる資格となっており、「GitHub Certifications」の中でも一番新しく登場した資格になります。

aadojo.alterbooth.com

GitHub Foundationsを受けるための対策

GitHub Foundationsの受験準備前の私のGitHubの知識としては、学生時代にハッカソンでGitHubを利用していたので、Issueを作成する、ブランチを作成する、ローカルにクローンするなどの知識と手順を理解しているレベルでした。

この試験を受ける対策についてですが、私は以下2点を意識して対策を行いました。

  1. GitHubの機能の理解
  2. 英語での試験への慣れ

GitHubの機能の理解

GitHub Foundationsは、GitHubの機能についてやGitHubのアカウントレベルでの権限、GitHubのセキュリティについてなどなど幅広い範囲から出題されます。
どうやって対策しようと思っている場合は、まずGitHubが試験の準備として推奨している、以下の Microsoft Learn のコレクションについて学習を進めてみましょう。このコレクションの中で演習があると思いますが、必ず全ての演習をやっておくことをお勧めします。

learn.microsoft.com

また、GitHubから以下のリンクのページに各 GitHub Certifications の Study Guide が公開されています!

resources.github.com

この Study Guide をよく読むと、Microsoft Learn のコレクション範囲からさらに具体的な部分も出題されるとわかります。
そのため、該当部分の GitHub の Docs を読んで、各機能の使い方を実際に試して理解しておくことをお勧めします。また、この Study Guide で聞かれている部分はおおよそ理解しておいた方が良いと感じます。

docs.github.com

GitHub の機能は個人アカウントを作成してFreeプランを利用している場合でも、試せる機能はたくさんあります👀
例えば、

  • Organization を作成する

  • Organizationで Team を作成する

  • Dependabot アラートを利用する

などなど無料アカウントの範囲でも試せる機能はたくさんあるので、試せるだけ試して試験に挑むことをお勧めします!

docs.github.com

英語での試験への慣れ

GitHub Certifications の試験は全て英語での試験になります!
もちろん GitHub Foundations の試験も英語で受験しました😲

すごく難しい英語が出てくるというわけではないですが、英語に苦手意識がある人はある程度ドキュメントを英語で読んだりして慣れておく必要があります。
私の英語試験に向けての対策としては以下の通りです。

  • 5W1Hは理解しておく
    Microsoft Learn の知識チェックでも5W1Hでの質問で出題されていたのでひとまず英文を見た時に何を質問されているかは理解できるようにしておいた方が良いでしょう。

  • 最初に日本語でドキュメントやMicrosoft Learnを読み、後で英語でを読む
    日本語で分からない部分は最初に英語で読むと理解に時間がかかるため、日本語で一通り内容を確認した後に、理解できるようになった部分は英語で読んだり、ドキュメント等の文章内のわからない英単語をメモしておきました。

実際に受験してみた感想

試験は2時間で、私はテストセンターで受験しました。
受験した感想としては、とにかく英語での出題&広範囲で出題されるという点でかなり苦戦しました。
特に最初ぼんやり英語を読んでいた際に「あれ?何を聞かれていたんだっけ」となりました。
そのため、問題を解く際はしっかり集中して問題文を読んで解くことをお勧めします。
私は、おおよそ1時間半ぐらいで試験を終え、68%のスコアで合格しました。
思っていたよりギリギリでしたのでヒヤッとしましたが、無事合格できて良かったです。

終わりに

今回、GitHub Foundations を受験しました。
こちらの資格試験を受けることで、私がまだ知らなかった GitHub の機能や使い方を知ることが出来ました。
また、実際に勉強した知識をもとに GitHub を活用しやすくなったため、 GitHub を活用したい!詳しくなりたい!という方にはぴったりの資格になるでしょう。
一般提供もされているため、気になった方は是非このブログを参考に GitHub Foundations に挑戦してみてください🌟


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