Alternative Architecture DOJO

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de:code 2019 基調講演を終えて

テクニカルアーキテクトの木本です。
本日より、社員研修として日本マイクロソフトが年に一度開催する開発者向けイベント「de:code 2019」に参加しており、先ほど基調講演が終了したところです。

基調講演の詳細な内容については、後ほど各メディアから記事が発表されると思いますので、ここでは私の個人的な感想を書きたいと思います。

冒頭、平野社長から国内外の様々な企業とのパートナーシップに関する話があり、その内容からはマイクロソフトの企業ミッション「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」に基づいた動きを強く感じることができました。

自社のテクノロジーだけにこだわるのではなく、ミッションを共有できる様々な企業とパートナーシップを結び、それぞれの強みを活かして実現に向かって動いていく。
これはマイクロソフトのようなグローバルな大企業に限った話ではなく、私たちのような小さなスタートアップにも求められる姿勢であることを実感します。

個人的に最も印象的だったのが、ジャレッド・スパタロウ氏の話。
技術の進歩によって、いくつものイノベーションが起こり、生産性の向上に貢献してきたが、「個人にとって生産性が上がるとはどういうことか」を考え直さなければならない時代になっているのではないか。
アプリやデバイスが中心になるのではなく、人が中心となって、すべてのテクノロジーは人々のために存在するべきである。

私たちのようにテクノロジーを武器とする仕事は、テクノロジーに振り回されないように常に気を付けておく必要があります。
テクノロジーを使うためにテクノロジーを使うのではなく、なんらかの課題を解決するためにテクノロジーを選択・利用することが重要です。

テクノロジーによって指数関数的なスピードで社会が変化していく中で、どうやって人を中心に据え続けるのか。
テクノロジーを使って社会課題を解決することを理念に掲げている弊社にとっても考え続けなければいけない問題だと思いました。

さて、基調講演の感想はこれくらいにして、これから様々なセッションを楽しんできます!!

※代理投稿です。

(2019/05/30 追記)
基調講演のオンデマンド配信が始まりましたのでぜひご覧ください。


【de:code 2019】基調講演