こんにちは!オルターブースPRマーケティングのよしざきです。
先週の週刊オルターブースで、弊社のこじま社長についてご紹介させていただきました。
aadojo.alterbooth.com
その中で「先に失敗しなさい」がこじま社長の口癖である、オルターブースには「失敗を許容する文化」があるとお話しましたが、今回はその部分についてご紹介させていただきたいと思います。
こじま社長が「先に失敗しなさい」というのはなぜか。
なぜ「失敗を許容する文化」は必要なのか。
言葉をそのまま受け取ることは簡単ですが、せっかく自分が所属している会社の文化です。自分なりにではありますが、その理由を考えてみました。
もし言葉足らずな部分があれば社長やメンバーの皆様が補足などしてくださると思うので(お願いします)、今回思い切って「チャレンジマインドを育てるオルターブースの失敗を許容する文化」について書いていきたいと思います。
それではどうぞ!!
オルターブースには「失敗を許容する文化」があります
弊社には「Alternative Spirits」という行動規範があります。
その根幹にあるのが、オルターブースの「失敗を許容する文化」です。
パッと聞くと「失敗しても許されるなんていいな~」「楽そう」と思われるかもしれませんが、もちろんそんな単純な話ではありません。
こじま社長が長年の経験を経て、たどり着いた文化です。
そこには「失敗を責めるのは単純に良くないから」という理由以外のものがあると思いました。
今回はその部分について考えていきたいと思います。
やってみなければ分からない、人間に未来は見えないから
失敗を許容する必要があるということは、「目的を達成するために失敗から逃れることはできないので、失敗する可能性があることを前提にしておく必要がある」ということなのだと思います。
理由は簡単で、「人間には未来が見えないから」。
もし未来を見ることができて、「こうしたらこうなる」「こうしたい時はこうしたら良い」ということが完全に分かっていれば失敗は起こりません。
しかし人間は未来を見ることができず、予測することしかできません(予測することもとても大切なことですが)。この選択をしたら未来がどうなるかを知ることができないため、実際に行動して結果を確認する必要があります。
ちょうど先が見えない壁を突き破ってみて、初めて「求めているものはここにはなかった」と気づくのと同じです。求めているものがそこにあれば、それは成功ということになります。
「先に失敗する」ことで、この壁を突き破る回数が増え、結果的に1つも壁を突き破らず考えているだけの人より早くゴールにたどり着くことができます。
失敗を恐れて何もしていない人より、こうやって壁をガンガン突き破った人のほうが求めているものに辿り着く可能性は高くなりますよね。
「先に失敗しろ」「早く失敗しろ」という理由の1つはここにあると思います。
失敗をしたときに得るノウハウ・知見。この積み重ねが大きな力になる。
オルターブースでは失敗したときに必ずその原因と解決策を探します。誰か一人に対して責任追及などは絶対に行いません。
「なぜうまくいかなかったのか?」「次どうすれば成功するか?」の視点で失敗した「事象」を振り返り、分かったことがあればWikiやOneNoteにまとめて次に繋げます。この時点で失敗は次のアクションを考えるための「素材」になります。
私は失敗に対してかなりネガティブなイメージがあったのですが、この習慣のおかげで1つ1つの失敗に落ち込んで思考や行動が停止する時間が本当に少なくなり、すぐに対策を考えることにシフトすることができるようになりました。
「ナレッジ・ノウハウの蓄積」。
これは私がオルターブースで一番大きな影響を受けた習慣です。
積み重ねれば、いつかその知識が何らかの形で自分を助けてくれます。
失敗を覚悟したチャレンジは大切。事前準備も大切。両方のバランスが一番大切。
失敗を恐れずに何でも挑戦するチャレンジマインドはとても大切ですが、失敗しないための事前の情報収集や準備も同じくらい大切だと私は思っています。
これだけ情報が溢れている時代ですから、知っていれば防げる失敗も沢山あるわけです。
特に
①過去と同じ失敗(せっかく得た知見を活かせていない)
②事前に情報が出ていて、調べて知っていれば防げた失敗
の2つについては行動に移す前に確認しておけば防ぐことができます。
先ほど失敗の捉え方が変わることで失敗に対するネガティブなイメージも変わる、と書きましたが、同じ失敗や単純な失敗は繰り返すとさすがにメンタルに支障が出る人も多いと思います。取り返しのつかないくらい大きな失敗も同じです。
私自身不注意で同じ失敗を繰り返すことがあるので、このダメージの大きさを強く感じています。やみくもに突進せずに一呼吸おいて確認・準備は本当に大切だと思います。
オルターブースはチャレンジ精神は旺盛ですが、堅実な考え方するメンバーが多いので、この挑戦と事前準備のバランスをうまく考えてチャレンジしているのではないかなと思いました。だからチャレンジ「し続ける」ことができるのだと思います。
「失敗を許容する文化」に込められた願い
オルターブースの「失敗を許容する文化」に込められた願いは「自分の失敗を認め、失敗と向き合い、次の挑戦への糧にすること」だと私は思っています。
「失敗を許容する文化」と聞くと、感覚的に「他人が自分を許す、もしくは自分が他人を許す」という構図を思い浮かべるかもしれませんが、まず一番に行う必要があるのは「自分が自分の失敗を許容する」ことなのだと思います。自分の失敗を許せないのに、他人の失敗を許すのは難しいはずです。
自分の失敗を許容することが前提であれば、「自分は失敗したのだ」と認めやすくなります。周りからも許容されることが前提であればそのハードルはより低くなるでしょう。
自分の失敗を認めることができれば、「これが原因で失敗したのか。それなら次はこうすれば良いな。」と失敗と向き合うことができ、ノウハウの蓄積に繋がります。そこに繋げるための「許容」なのだと思います。一見単純に見えるプロセスですが、「許容」のワンクッションがないとかなり難しいと思います。
頑なに自分の失敗を認めたがらない人っていると思うんですが、そういう人は失敗を強く責められた経験があったりして「自分が失敗した」ということを認めるのがとても怖いんだと思います。失敗したこと、できなかったことを認めてその原因と向き合わなければ、次に進むことはできなくなってしまいます。
失敗の恐怖から解放し、失敗を成功に繋げるための土台となってくれるのがオルターブースの「失敗を許容する文化」なのだと思います。
まとめ
ということで前回に引き続きなが~~~~~くなってしまった週刊オルターブースですが、この記事を読んで少しでも挑戦や失敗に対する恐怖が和らいで、「自分も何かやってみようかな」という気持ちになった人が一人でもいてくだされば幸いです。
今回のチャレンジマインドについてはオルターブースのYouTubeチャンネルでこじま社長も話していますので、ぜひチェックしてみてください。 youtu.be
ということで本日の週刊オルターブースはここまでです。
最近よしざきの語りが多くて飽きてきた方も多いと思うので、来週こそは弊社メンバーにリモートインタビューをしたい気持ちです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
次回もお楽しみに。