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【登壇情報】Engineer Friendly Space(エンジニア フレンドリー スペース)に弊社小島と松村が登壇しました。

2019年7月8日(月)に福岡市のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」で開催されたEngineer Friendly Space (エンジニア フレンドリー スペース)に、弊社代表の小島とChief Technical Architect の松村が登壇しました。

このイベントは、エンジニアの活動を盛り上げる一翼を担っている、エンジニアやコミュニティ同士がつながる「場所(スペース)」に注目し、改めてエンジニアという職種とコミュニティの存在、その受け皿となる「場所(スペース)」について話し合う場として開催されました。

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スタート前の会場

小島は「エンジニアにおけるスペースとは?」をテーマとしたパネルディスカッション、松村は「エンジニアのコミュニティ運営」をテーマとしたパネルディスカッションで登壇しました。

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「エンジニアにおけるスペースとは?」をテーマとしたパネルディスカッション

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「エンジニアのコミュニティ運営」をテーマとしたパネルディスカッション

「エンジニアにおけるスペースとは?」がテーマのパネルディスカッションでは、福岡市が今年8月にオープンするエンジニアカフェが設置されるまでの経緯について、福岡市とエンジニアとの関わりをメインに語り合われました。福岡市とエンジニアは典型的な非エンジニアとエンジニア、という関係ですが、そこで起こりやすいミスコミュニケーションについても触れながら、今回エンジニアが福岡市の取り組みに関わり意見を主張したこと、そして福岡市がその声に耳を傾けたことで今回のエンジニアカフェは生まれたのだと語られました。

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技術者と非技術者の間で起こるミスコミュニケーションの例

小島は「これ(エンジニアカフェ)は決して福岡市さんが主体でやっているわけではなくて、多くのエンジニアたちが意見を出し合って作った企画であることを知っておいてほしい。」と、エンジニアカフェに対する想いを述べました。

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2019年にオープンするエンジニアカフェ

「エンジニアのコミュニティ運営」では、登壇者それぞれのコミュニティ運営を始めたきっかけやその継続と新しい取り組みについて話し合われました。 その中で、現在Fukuoka.NET 通称「ふくてん」を運営している松村は、勉強会を重ねていく中で起こったトラブルの原因や対処法を毎回まとめて共有し、ノウハウを蓄積していくことの大切さや、今やりたい新しい取り組みとして全員登壇の勉強会があることを述べました。

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エンジニアのコミュニティ運営について

今回のイベントでは、エンジニア同士の勉強会をはじめとしたコミュニティの楽しさや重要性に加え、エンジニアと非エンジニアとのコミュニケーションの難しさやそこを乗り越えていくことの大切さが今回のエンジニアカフェ設置までの体験談を通して語られていました。

「エンジニアにおけるスペースとは?」のディスカッション冒頭では、”エンジニアは企画し、考え、実行してまたそれを直すというサイクルが頭の中で常に回りながら論理的思考を行っている存在”であるとし、その技術がたまたまコードやプログラムに反映されているに過ぎないと述べられていました。このようにエンジニアの表面的な言動にとらわれることなくどのような考え方をし、どのように認識しているのかをお互いに理解しあうことで、エンジニア・非エンジニア関係なく円滑なコミュニケーションが可能となり、そこを支えていく「場所(スペース)」もより活かされていくのではないかと感じました。