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【週刊オルターブース】就活のタイミングでリーマンショック!テクニカルエンジニア 古野さんインタビュー

こんにちは!オルターブースPRマーケティングのよしざきです。
先日の【週刊オルターブース】オルターブース唯一の東京社員、花岡さんインタビューに引き続き、今回は弊社テクニカルエンジニアの古野さんにインタビューをさせていただきました。

▼こちらは数年前の古野さんのインタビューです
www.wantedly.com

古野さんは就活の際にリーマンショックや震災の影響を受けるなど様々な経験をされています。
普段はご自身のことをお話しされることは少ないのですが、今回インタビューをお願いしたところ快くOKをくださいました。
今回はそんな古野さんに学生時代進路について不安に思っていたことや、就活での学びなどをお聞きしてみましたよ。

以下
インタビュアー➡よしざき
古野さん➡古野さん
でお送りします!

それではどうぞ!!

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学生時代に勉強していたことについて

(よしざき)「古野さんは学生のころどのような勉強をされていましたか?」
(古野さん)「高校は工業高校の電気科に通っていたので、授業での勉強はコンセントの配線についてなど工事に関する内容が多かったですね。その関係もあって電気工事士二種の資格も持っています。
ただ僕はパソコンを扱いたくて電気科を選んだので、授業での内容は本当に勉強したいことと違う、という現象に陥っていました(笑) 中学2年生の頃からプログラマーになりたいと思っていたので、個人ではホームページを自分で作ったりして、オンラインゲームについてのブログを書いたりしていましたね。
(よしざき)「授業を受けてみたら自分の思っていた勉強と違っていたというのはなかなか衝撃ですね!高校を卒業してからはどのような勉強を始められたのですか?」
(古野さん)「高校を卒業してからは、専門学校に通い始めました。当時僕はプログラマーの中でもゲームを作るプログラマーになりたかったので、ゲームクリエイター学科のプログラミング専攻に入学しました。そこから本格的にプログラミングの勉強を始めましたね。
専門学校を選ぶ段階になるまで両親には何も言っていなかったので、プログラマーになりたいと言ったときはちゃんと進路を考えていたことに驚かれました(笑)。」

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学生時代に進路について抱えていた不安や悩み

(よしざき)「古野さんが学生時代に進路について感じていた不安や悩みがあれば教えてください。」
(古野さん)「一番不安だったのは、僕が専門学生時代に就活を始めるタイミングでリーマンショックが起きてしまい、就職率もがくっと下がってしまったころですかね。ゲーム業界もその影響を受けていたので、応募しても面接までいかないことが多くありました。また、応募しようとしていた企業での採用活動自体がなくなることもあり、就職できるのかとかなり不安でした。
選考に落ちた企業の数が20社を越えたくらいから本格的にヤバいなと思い始めました。それでもなかなか内定が出ず、50社くらい受けて落ちましたね。 そのころからゲームクリエイターをあきらめて、ウェブ系のプログラミングの勉強を始めました。 通っていた専門学校では2年間のカリキュラムが終わった後も、1年間は研究生として残れるシステムがあったので、それを利用して勉強をしながら就活を続けました。
(よしざき)「時代の影響でここまで就職に苦戦しなければならないのはつらいですね。」
(古野さん)「はい、結果的に2年間就活をすることになりましたし、僕の人生のトップ3に入るくらいにはきつかったですね。」

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2年間の就活を経て

(よしざき)「その後就活はどうなりましたか? 」
(古野さん)「最終的には一旦工場系のシステムを扱っている会社から内定もいただいていたのですが、それも東北の震災の影響を受けて入社できなくなってしまいました。ただそこの社長さんが別の会社に僕を紹介してくださって、その会社に就職できることになりました。社長さんには感謝しています。」
(よしざき)「優しい社長さんですね。」
(古野さん)「はい、人とのご縁って大切だなと思いました。」

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大変だった就職活動を経験して

(よしざき)「古野さんの就活を通して得た学びや気づきなどがあれば教えてください。 」
(古野さん)「自分の場合は人とのご縁に助けてもらったので、人との関係は大切だと思いました。僕は最初の内定もなくなってしまったけれど、その社長さんから他の会社を紹介していただき、就職することができました。就職した後もその社長さんが気にかけてくださり、沢山助けていただきました。周りの人も良い人ばかりだったので、楽しかったですね。 そんな僕からすると、人付き合いを大切にしておいた方が良いと思います。 どんな人と出会うのかは運かもしれませんが、それがどんな出会いであろうともその人とのご縁は大切にしようと僕は思っています。 最近では無料でコミュニティの勉強会などもあるので、そいういうのをうまく活用して現場の人と仲良くなっておくことをおすすめします。」

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オルターブースで働いてみて感じたこと・率直な感想

(よしざき)「オルターブースで働いてみて感じたことや率直な感想を聞かせてください。」
(古野さん)「一番は周りにハイレベルな技術者がいっぱいいるというのを有難く感じています。 これまでは1人で派遣先に行くことが多く、わからないことは自分で調べて解決しなければならない状況が多かったので、身近にハイレベルな技術者がいる日常がとても幸せです。自分で調べて分からないことがあったときも、メンバーに尋ねると誰かがすぐに回答をくれるので、本当に凄いなと思っています。」
(よしざき)「確かに、困っていることを呟くとすぐに誰かが解決策や原因について考えて回答してくれますよね。」
(古野さん)「あれは技術者として感動しますよ。本当に知識が豊富でないとできないことだと思います。」

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社会人になる前に身につけておくと良いこと

(よしざき)「社会人になる前に身につけておくと良いと思うことがあれば教えてください 。」
(古野さん)「調べる癖と合わせて人に聞く癖も身につけておくと良いと思います。自分で調べる癖をつけるのは大前提としてもちろん大切なのですが、仕事となると調べることにあまり時間をかけていられないこともあるので、そういう時のために人に聞く癖も身につけておくと良いと思います。 人に聞くことは恥ずかしいことじゃない、ということを心にとめておいてほしいですね。
また情報を集める癖も身につけておくと良いと思います。今はソーシャルメディアが発達しているので、情報を集める仕組みや習慣をつけておくと良いと思います。弊社だと松村さんがRSSを使って情報収集をされていますよね。そんな感じです。」
(よしざき)「情報収集については松村さんも仰っておりましたね!」

情報収集について言及していた松村さんのインタビューはこちら
aadojo.alterbooth.com

将来どんなエンジニアになりたいか

(よしざき)「これからどんなエンジニアになっていきたいですか? 」
(古野さん)「個人的にはもう少し尖りたいというのがあります。
自分はあまり尖った部分がないと思ったりしているので、「自分はこれが強み」と言えるような尖った部分を作っていきたいです。オルターブースで役に立つ強みを見つけて伸ばしていきたいと思います。」
(よしざき)「弊社メンバーの尖り方はすごいですもんね。」
(古野さん)「皆さんの尖り具合に刺激を受けるんですよね。質問をしたときも「この質問にも答えられるんだ!」って驚きます。」

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進路に悩んでいる学生へメッセージ

(よしざき)「現在進路に悩んでいる学生に対して、メッセージがあればよろしくお願いいたします!」
(古野さん)「私は就活の時に50社を超えたくらいから別の道を進んでみようと思いました。結果として、現在は自分に合った業界で働けていると感じています。悩む時間も大切ですが、その時間の一部を使って色んな道を探して一歩踏み出して行動してみるのも良いと思いますよ。

どうしてもこの会社が良い、この職種が良いとこだわる気持ちもあるかと思いますが、あまりこだわりすぎず色々な会社を受けてみるのもアリだと思っています。入社できた会社で頑張っていく中で自分の新しい才能に気づくこともあります。
ぜひ、いっぱいチャレンジしてみてください。」

おまけ「古野さん初めての徹夜」

(よしざき)「古野さんありがとうございました!以上でインタビュー項目は終わりなのですが、古野さんから読者の皆様に向けて話しておきたいエピソードなどはありますか?」
(古野さん)「あ、1つだけあります。専門学生の頃、卒業制作でミニゲームを作って、東京ゲームショウに出さないといけなくなったときがあったんです。
その時提出3日前になって致命的なバグが見つかってしまって、初めて数日にわたる徹夜をしました。

仕様などは最初にきちんと確認をして、提出には余裕を持ったほうが良いよって伝えたいですね(笑)
(よしざき)「数日にわたる徹夜・・・(震) きちんとした確認と余裕を持った提出の大切さが伝わるエピソードですね。ありがとうございます!」

まとめ

ということで今回はオルターブースのテクニカルエンジニア、古野さんにインタビューしてきました。
いかがでしたでしょうか?全体を通して古野さんが人とのご縁を大切にされているのを感じていただけたかと思います。普段から人当たりも優しく穏やかなので、日々の生活で意識して人間関係を大切にされているんだなと感じます。

弊社では現在学生インターンやアルバイトを募集しておりますので、もし興味のある方、話だけでも聞いてみたいという方は弊社のお問い合わせアドレス(info@alterbooth.com)までご連絡ください。お待ちしております♪

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それではお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。