オルターブースではCOVID-19の影響を受け1月末にリモート作業への移行が推奨されました。 いまでは完全リモート体制で業務を行っています。
以前からSlack、Teams、LINEなど使っていましたが、より一層テキストベースのコミュニケーション比率が高くなりました。
このような背景もあり、より「心地よく」「効率的に」仕事ができるようテキストコミュニケーションオンライン講座を開催しました!
もくじ
テキストコミュニケーションを学ぶことの重要性
そもそもどうしてテキストコミュニケーションを学ぶ必要があるのでしょうか?
答えは簡単で、テキストベースの意思疎通はリアルな対話より難しいからです。
リアル対話では表情、声色、ジェスチャーなども交えることができますが、テキストでは不可能です。自撮りを添えれば可能。文字だけで意思疎通を図るのはとても大変。
テキストコミュニケーション能力が低いとどうなるのか??
テキストベースでのコミュニケーション能力が低いと、相手を不快にさせ、業務効率が落ちます。なぜなら誰しもがテキストコミュニケーション能力が低い人とはなるべく関わりたくないからです。
「仕事なんだからそんなの許されるわけ無いだろう」というのは暴論です。
人間は感情的な生き物ですから!仕事は仕事!!と割り切った上でなるべく関わらないように・・・と敬遠される可能性は十分あります。
どんなに仕事で頼れる人でも、うまくコミュニケーションが図れない人認定されてしまうと
- 相談事は期限内ギリギリの時間にくるだろうし
- より良いアイデアを提案されずに業務が進むこともあると思います。
これを避けるためにもテキストコミュニケーション力はつけておいたほうが良いと考えています。
テキストに限った話ではありませんが、「話していて心地良い人」であれば相談や提案をされやすく結果的に効率の良い仕事ができます。
せっかくなので講座にあった5つのテクニカルなお話の中からひとつ、簡潔にお伝えしたいと思います!
Tips 1/5 語尾が与える印象
これから書く例文、似た内容ですが少しずつニュアンスが変わるように書いてみました。
その1
水やりしてくれたー?
水やりしたの???
その2
わかりました
わかりましたw
わかりましたww
その3
それは無理です。
それは無理ですね・・・。
それは無理っす!ww
どの文も言いたいことはだいたい同じですが、ニュアンスが違います。 このニュアンスの違いがあまりわからないぞ?という方はテキストコミュニケーションについて、深く考えていく価値がありそうです。
ニュアンスの解説
水やりしてくれたー?
この発言の「してくれた」という言い回しからは感謝の気持ちが伝わります。「ー?」と長音符(伸ばし棒)をつけることで「余裕」を表現しています。
水やりしたの???
「したの?」からは、信頼関係が築けていないことがわかります。また、「???」とハテナを3つ並べると「余裕の無さ」が伺えます。
水やりをめっちゃ忘れる人に対してちょっと呆れ気味に発言しているのかな?というニュアンスが伝わってきます。(この場合に使えるTipsがあるのですが、長くなるので今回は割愛します!)
仮に何度も水やりを忘れられたとしてもこの言い方は非推奨です。言われた方は「水やり頑張ろう」よりも「怒らせないようにしよう」と考えてしまうかもしれないですね。クリエイティブなチームには不要な考えだと思います。
例えばこんなふうに伝えてみるのはどうでしょうか?
水やりしてくれたー?もしまだならお願い!
この差はデカイと思います。
この様に、語尾を変えるだけでもニュアンスは変わるし、言葉を付け加える(「もしまだならお願い!」)だけで柔らかい印象になります。
クドいようですが下記言い回しとは天と地の差です。
水やりしたの??出社したらすぐやってって言ってるよね?
(ちなみにオルターブースに水やり業務はありませんw)
テキストが有利なこともある
冒頭でリアル対話と違いテキストは難しいと述べましたが、実はテキストの方が有利な場面もあります。
それは「非同期コミュニケーションである」という点です。
簡単に言うと、言葉を選んだり組み替えたりする時間が与えられたコミュニケーションということです。
リアル対話や通話は瞬間的で密なコミュニケーションですが、テキストベースならば考える時間があります。これを利用しない手はありません。
まとめ
心地よく効率的なリモートワークライフを送るためにも、今後もチーム全員のメンタルに優しいテキストコミュニケーションを維持したいと思います!
もしもテキストコミュニケーションにお困りでしたらぜひオルターブースへお声がけください。 チームのコミュニケーション力を養い、一致団結・良い気分でリモートワークを機能させましょう。