必須!コミュニケーションエラーを許容できる力~ハイコンテクストを脱却せよ~

こんにちは、アドベントカレンダーも10日目となりました!
本日は榛葉(シンバ)が担当します!

以前、テキストコミュニケーションについて記事を書きました。
心地よいテキストコミュニケーションを図るためのオンライン講座を開いたお話 - Alternative Architecture DOJO

在宅でのテレワーク、リモートワークが全国で推奨されている企業も多いので、
コミュニケーションについて私が気をつけている重要な項目を共有します!

コミュニケーションエラーは必ず起こる

大前提として、複数人が集うコミュニティでは、コミュニケーションエラーは必ず起こります。
チャットやメールであれば、リアル対話より情報量が少ない分エラーがより顕著になります。
そこで、コミュニケーションエラーをどう考えるか、付き合っていくか、回避するかを考えてみました。

コミュニケーションエラーの定義

まずは、どういった状態がコミュニケーションエラーなのかを定義してみます。

  • 話の大筋は共有できているが、細かいところでなんとなく話が通じてない
  • 依頼した作業が違う形で完了報告された
  • 重要な話なのに、なんとなく相手が真剣じゃない気がする
  • 不必要に相手を萎縮させてしまった気がする

簡単に言うと、「自分が気持ちいいコミュニケーション」じゃない状態がすべてエラーが起こっている、という定義にしてみました。

たまにありますよね。
何もかもが共鳴しあって、
笑いのツボや話のポイントが完全に一致した状態でトントントンと話が進むこと。

これ”以外”の、多少でも引っ掛かりがある状態をエラーとしてます。

そしていきなりですが我々はその無数のエラーを許容し続けなければいけないのです。
なぜならつかれるから

コミュニケーションエラーを許容すべき理由

なぜコミュニケーションエラーを許容する必要があるのか?それは、

  • 感情的な処理をするほど体力が削られてしまうから (やっぱりつかれる)
  • 相手に届く言葉選びができなかったのは自分であるから
  • 他人は変えられないが自分は変われる。より理解されるコミュニケーションを図る努力のほうが建設的だから
  • 自分がエラーを感じるとき、相手もまたエラーを感じている可能性があるから

私はこんなことを考えながらテキストベースのコミュニケーションを図っています。

なぜコミュニケーションエラーが発生するか

コミュニケーションエラーは日常茶飯事とはいえ、少しでも発生率は下げたい。
細やかなエラーは仕方がないとしても、大きなエラーを避けたい。
ということで、エラーが起こってしまう原因を考えた結果、

  • 日本(語)はハイコンテクスト文化だから

という結論に達しました。
もっと細分化できるんですけど、大枠でいうとハイコンテクスト文化が邪魔をしている可能性があるのかなと。

日本のコミュニケーションはハイコンテクストと呼ばれていて、
簡単にいうと「背景や文脈を理解しているだろう」という前提を持っている文化、ということです。

wiki解説では、

実際に言葉として表現された内容よりも言葉にされていないのに相手に理解される(理解したと思われる)内容のほうが豊かな伝達方式

とされています。 ちなみにローコンテクストの意味は、

言葉に表現された内容のみが情報としての意味を持ち、言葉にしていない内容は伝わらないとされる。

とのこと。 ローコンテクスト文化に近づいたほうが、エラー率は下がりそうですね。

ちなみに、ハイコンテクスト・ローコンテクストという言葉自体には、
文化としての優劣を加味した意味合いは一切ありません。

コミュニケーションエラー率を下げたい

コミュニケーションエラーを下げるために、私はこう心がけています

  • ローコンテクストなコミュニケーションを心がける
  • 想像力を養う。自分の言葉は相手にどう刺さるのか?
  • ひとつの表現が複数の意味を持っている場合があることを理解する
  • エラーが起きたときに、エラーが起きていると認識する

「日本語はハイコンテクスト文化だから特にテキストベースでエラー起こりがち」を回避しようとすると、
聞き手の立場やスキル、感情や状況を想像する力を持とう、ということになります。

例えばなにかの確認をするとき、コミュニケーション開始前に「自分はMacだけど相手はWinかも?」「自分はPCだけど相手はスマホかも?」という想像ができるのが理想です。

もしくは最初の段階でそこまで気が回らなくても、話のすれ違いを感じたら「相手が変なこと言ってる」ではなく、OSの違いやバージョンの違い、自分の確認漏れまで考えられるようにしたいですね!

そういった、「意図的なエラー回避の経験値」が積み重なれば、
よりエラーの起こしにくいコミュニケーションが取れるようになると思います!

人の数だけ千差万別なコミュニケーションの形があるので、
大変ではありますがこれからもテキストベースでのコミュニケーションは増える一方だと思いますので、
心地よい会話ができるよう、心がけていきたいと思います!

次回、11日目もお楽しみに!!