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オルターブースのクラウドネイティブ特化型ブログです。

インフラエンジニアのリモートワーク環境歴

オルターブースではインフラエンジニアのポジションで仕事をしています。アプリチームと連携してMicrosoft Azureのアーキテクチャ検討、構築、運用、お客様の導入支援など行なっています。仕事をどんな環境からリモートワークを行なっているか、リモートワーク初期からの試行錯誤の環境履歴をご紹介します。

この記事はオルターブース Advent Calendar 2022 17日目です。 adventar.org

Version 1 ノートパソコンのみ(2020年1月)

2020年2月ごろからリモートワークに切り替わりました。とわいえ、仕事を家で毎日するという想定がないため、家には何もありませんでした。家の中で仕事をする場所すら完全に手探りです。かろうじて折り畳みの机があったのでそれを引っ張り出してきて、物置部屋の一角で仕事を開始しました。エアコンもありませんが引っ越しが決まっており、この環境で半年ぐらいを過ごします。

  • Macbook Pro 13(2018)Core i5
  • 机 80x50cm
  • 椅子 バランスボール

Version 2 モニター導入 (2020年9月)

引っ越ししてエアコン付きの部屋の一角に仕事スペースを確保しました。この間、引っ越しや出産と忙しかったですが、育休のおかげで本当に助かり感謝してます。育休明けにモニターを導入しました。Type-C 1本で接続できるのは配線もスッキリできて便利です。モニター置き場所確保のため折り畳みの机をもう一つ引っ張り出してきて設置しています。細かいアップデートとしてMacbookを入れ替えています(上位スペックPCが余っていたのが理由だったと記憶)。

  • Macbook Pro 13(2018)Core i5 → Macbook Pro 13(2018)Core i7
  • 24インチモニター(2560x1440)
  • 机 80x50cm x 2
  • 椅子 バランスボール

Version 3 デスクライト導入(2021年1月)

シーリングライトだけでは手元が暗くデスクライトを導入しました。机に置くものを増やしたくなかったので、モニターに引っ掛けて使えるライトを導入しました。ライトはUSBから給電するタイプで、モニターのUSBから給電できるのは配線がスッキリできて良いです。手元が明るくなって物書きが楽になりました。

  • Macbook Pro 13(2018)Core i7
  • 24インチモニター(2560x1440)+ デスクライト
  • 机 80x50cm x 2
  • 椅子 バランスボール

Version 4 モニターアーム導入(2021年1月)

机のスペースを確保しようとモニターアームを導入しました。モニターとPCの位置関係も色々悩んだ時期です。モニターアームで目線の高さを上げられるので、個人の感想ですが肩こりが緩和できました。モニターは座った時の目線の水平とモニターの頂点が合うように調整しています。机のスペースがなく置けなかったキーボードとマウスも使えるようになりました。この辺でリモートワーク開始から1年経過しています。この間の出社は1、2回ぐらいだったかなと。

  • Macbook Pro 13(2018)Core i7
  • 24インチモニター(2560x1440)+ デスクライト + モニターアーム
  • Magic Keyboard + Magic Trackpad
  • 机 80x50cm x 2
  • 椅子 バランスボール

Version5 ノートパソコン浮く(2021年4月)

さらなる机のスペース確保のためノートパソコンをアームで浮かせました。ノートパソコンアームはモニターアームの軸に取り付けています。Macbookをモニターと並べて2画面で作業できるようになりました。ただ地震で落ちそうな気がしたので、のちのちゴムバンドで対策しました。

  • Macbook Pro 13(2018)Core i7 + ノートパソコンアーム
  • 24インチモニター(2560x1440)+ デスクライト + モニターアーム
  • Magic Keyboard + Magic Trackpad
  • 机 80x50cm x 2
  • 椅子 バランスボール

Version 6 Studo Display 降臨(2022年6月)

27inch Studo Display 5Kが発売されたの導入しました。注文して3ヶ月ぐらい待ちました。Apple公式を使っておけば他に目移りしないというのもApple製品を使う理由の一つです。Nano-textureガラスにしたことで光の反射が気になることがなく目の疲れが軽減した気がします。

  • Macbook Pro 13(2018)Core i7 + ノートパソコンアーム
  • 24インチモニター(2560x1440)→ 27inch 27inch Studo Display 5K + デスクライト + モニターアーム
  • Magic Keyboard + Magic Trackpad
  • 机 80x50cm x 2
  • 椅子 バランスボール

誤算だったのは、Studio Displayにはセンターカメラがあり、モニターに引っ掛けて使うライトを設置するとカメラが隠れてしまいました。3Dプリンターでアダプターでも作れば良いのか?など数日悩みましたが、カメラ部分をくり抜く力技で解決しました。

Version 6.1 Macbookリプレイス(2022年6月)

Macbook Pro 13(2018)Core i7ではモニターの5K出力が辛いらしくファンが常に回っている状態だったので、余っていた15 inch Macbookにリプレイス、さらに負荷削減のため1画面構成に。慣れると1画面の方が効率が良い気がします。

  • Macbook Pro 13(2018)Core i7 → Macbook Pro 15(2018)Core i7
  • 27inch 27inch Studo Display 5K + デスクライト + モニターアーム
  • Magic Keyboard + Magic Trackpad
  • 机 80x50cm
  • 椅子 バランスボール

Version 7 Macbook Air M2と昇降デスク(2022年8月)

15inch Macbookでもやはり5K出力でファンが回ったりカクつきが起きたりしていたので、Macbook Air M2へリプレス。パワーは全てを解決してくれました。

机を広くしたい、昇降デスクを使ってみたい、ということで昇降デスクも導入しました。稼働部がある昇降デスクはサポートなどを考えて国内メーカーを選びました。立ち作業は気分転換になるのでちょいちょい使ってます。購入前には気が付きませんでしたが、座る位置に合わせて机側の高さを調整できることがとても良いです。昇降しやすいようにケーブル類は配線ダクトを天板裏に取り付けて放り込んでいます。

  • Macbook Pro 15(2018)Core i7 → Macbook Air M2
  • 27inch 27inch Studo Display 5K + デスクライト + モニターアーム
  • Magic Keyboard + Magic Trackpad
  • 机 80x50cm → 昇降デスク 1150x575mm
  • 椅子 バランスボール

Version 8 オフィスチェア導入(2022年9月)

リモートワークが始まったの2020年2月から業務時間中はバランスボールを使っていたのですが、リラックスできないのと、どうしても前傾姿勢になってしまい肩こりが続いたため、しっかりとした椅子を導入しました。昇降デスクと合わせて高さ調整が柔軟にできるので、今の所肩こりから解消されています。

  • Macbook Pro 15(2018)Core i7 → Macbook Air M2
  • 27inch 27inch Studo Display 5K + デスクライト + モニターアーム
  • Magic Keyboard + Magic Trackpad
  • 昇降デスク 1150x575mm
  • 椅子 バランスボール → オフィスチェア

その他

マイク

オンラインミーティングでは音声がとても大切だと思っています。このヘッドセットはマイクがズレると自分の声すら拾わない、ウェビナーも聞き取りやすい。AirPodに比べるとやっぱり声特化型は良いです。家族の声とかが相手に伝わるのがストレスだったのが解消しました。

テプラ

会社の物と私物の見分けがつくようにテプラを貼って管理しています。

ネット環境

ネット環境はリモートワークの要なので安定して動くように気を遣っています。仕事部屋の近くに電子レンジがあるため、無線LANだとオンラインミーティングなどで不安定なることがあったので、仕事PCは有線LAN接続するようにしています。

  • 使っているのはお手頃な普通のWi-Fi 5無線ルーター
  • Wi-Fiは1台でカバーせず、接続する機器が集中する部屋には無線アクセスポイントを置いて、無線チャネルと電波出力を調整
  • SSIDを揃えてローミング
  • 無線アクセスポイントは有線バックホール接続
  • 元々無線ルーター製品なので、アクセスポイント化すると管理画面に入れないのが不満(再起動が必要)
  • 将来的には誤家庭ネットワーク環境を構築したい
モバイルモニター

これまでカートに入れては買わないを繰り返してたモバイルモニターをブラックフライデーで初めて買ってみました。仕事で使う機会はまだないですが、ポータブル電源と組み合わせることで、可動式ゲーム環境が整いました。気分転換にダイニングなどで仕事をする際にも応用できそうで、気に入っています。

まとめ

毎日使うものは生産性やアウトプットに見えないながらも関連すると思うので、気に入ったものを使うようにしています。 会社に行けば同僚がどんな環境で作業しているか見えるのですが、リモートワークでの同じような悩みがありそうで、参考になればと記事にしてみました。アップデートがあれば更新記事を書いてみようと思います。

引き続きオルターブース Advent Calendar 2022をお楽しみに。

adventar.org