Alternative Architecture DOJO

オルターブースのクラウドネイティブ特化型ブログです。

スタートアップがこだわるべきリベラルアーツ

どうも、こんにちわ。こじまです。

めっきり寒くなってきて手足がかじかんでおります。福岡を未だに南国のように考えてらっしゃるかたもいますが、福岡市って玄界灘に面しているんです。

そう日本海ですよ、ここは。日本海気候なんですよ。マジさむマジさむ。

さてオルターブースアドベントカレンダー11日目はこじまが書きます。

adventar.org

どうやらマーケチームのよしざきから相当に煽られましてね、なかなか面白い展開です。(きらいじゃない)

aadojo.alterbooth.com

今年は1日目を担当しなかった!!なぜか!!!!

まじで、何故か、ですよ。

1日目を担当しなかった、その深い理由とは

ヌーラボ社のアドベントカレンダーでは1日目に橋本さんが書いてますよね。

www.wantedly.com

めちゃくちゃ良記事なんですよ、まじ。

僕もこういう文才ほしいです。そんな橋本さんに対抗して1日目を書くなんざーちょっと調子に乗り過ぎじゃないですかね?

そういえばヌーラボさん、とっても広報やマーケティングが素晴らしくて毎度毎度参考にさせてもらっています。

以前こんなエピソードがありました。

「プレスリリース被り事件」

弊社渾身の自社サービスに関してのプレスリリースがあったのですが、いつもはドッカンドッカン来るんです。

なのにこの時は全然反応が弱い。



あれ?なんでだろう??


記事被りはなかったはず!!

んー。ん?????

どうやらスタートアップフード系のニュースが全般弱いぞ???

実はこの日ヌーラボさんのプレスリリースがあり、そのリリースがヌーラボ本社横に新しくできた寿司屋さんの話だったのです!!

(寿司屋ネタかよ・・・・)

nulab.com

ぬ社横の寿司屋にやられた・・・・・

しかもその寿司屋、だいぶ早くにお亡くなりになったじゃないですか!!!wwwww

まあそんな感じでなるべくかぶらないように生きているのが僕なので、しゃーないのです。

ちなみにそんなヌーラボさん、ぼくはとっても大好きですし、ファンですし、なんなら入社しますよ(嘘)

ってことで、1日目は面倒くさくなって書きませんでした(爆

リベラルアーツってそもそもなんだ?

最近聞くようになったこのリベラルアーツなんですが、これってなんですかね?

まあ、僕なりな解釈で書くと「個人の生き方を学ぶ学問」かなと思います。異論反論あるかと思いますが、それもまたリベラルアーツの中での自由につながる話ですね。

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25年前

で、このリベラルアーツ、使いどころがとてもたくさんあると感じています。

そうそう、僕はジーズアカデミー福岡でメンターをやっています。

gsacademy.jp

いつになったら僕の似顔絵的なものが掲載されるのか、とっても興味あります。

似顔絵はよしざきが描いたやつでも良いですね。

まあ、そこでスタートアップの卵たちを一生懸命サポートさせてもらっているのですが、僕もスタートアップ経営者ですからメンターをやりながらとても勉強になるのです。 ジーズアカデミーには個性豊かなメンバーがいますが、僕のメンタリングは常に個人へのフォーカスなんです。

どういうことかというと、自分らしくあるために、それが社会とどう繋がっていって、どういう価値が創造されていくのか、というのを徹底的に考えていくのです。 これが僕のメンタリングの中心です。

リベラルアーツは自由の学問ですから、個人の思いをどのように具体化していくのかに非常に役に立ちます。

自由にこだわる

自由とは非常に曖昧なものです。そして自由とは与えられるものではなく、自分の行動すべてが自由の名のもとに動いています。

例えば、今このブログを書いてますが、これはオルターブースのアドベントカレンダーです。 アドベントカレンダーは毎日投稿していくのでそれなりにプレッシャーがかかりますし、面倒くさいなー、まあ会社のためにやるかーっていう感情も少なからずあります。

しかし、今書いています。

書くということを選んだのは自分自身です。別に書かなくてもいいのです。ただ書かなければその結果どうなるかは想像の通り。

その想像もあり、「書くことを選んでいる」わけです。

自分自身がすべて決断しているのです。

スタートアップは常にいくつもの課題が立ちはだかります。 しかし、その課題をどうやって乗り越えていくのかはすべて自分次第なのです。

こだわるべきリベラルアーツとは、自分自身ですべて決める、ということです。

これはだれにも相談するな、とか言いたいわけじゃなく、相談すると決めるのも自分なんだ、ということです。

ごくごく当たり前の話をさも大げさに書いているように感じるかもしれませんが、これがリベラルアーツなんです。

Deploy or Die

MIT伊藤さんのTEDで行った有名なスピーチがあります。

www.ted.com

非常に攻撃的な言葉のように感じる方も多くいらっしゃると思いますが、僕はこの言葉にすべてが凝縮されているような気がしています。

作れ、晒せ、そして継続して改善しろ、ということなのですが、作って、晒す、というところ。

ここが最も重要で、それができるか、踏み切れるか、というところがスタートアップの強みなんだと思います。

しかも成功セオリーなんてないんです。

やってみないとわからない。 だから支援者の方々含めて一丸となって取り組むわけです。

そこで自分をだましちゃいけないんです。

先ほども書きましたが僕はGsアカデミーのメンターをやっています。 とにかく僕は実装しろと言います。考えるよりも先に作ろう、ということですね。 作ったもん勝ちなんです。作らなきゃ何も動きません。そういう選択をするのも自分自身ですからね。

なのでDeploy or Dieはとても的を得ている言葉だと思います。

オルタナティブ

オルタナティブは直訳すると「異なる選択」という意味なのですが、これは人と違うってことです。

これは何かというと、個性です。個性を際立たせることです。

個性とは先ほども書きましたが個人の自由な生き方そのもので、自由とは何かを探求すると必ず出てくるものなのです。

僕が個人として人生を生きやすい、そう感じる瞬間はこのオルタナティブであるということが実感できた時です。 よく言いますよね?オンリーワンって。

そういえば、この個性について面白い話があります。

弊社の取締役である深井がやっているPodcast番組「Coten Radio」での一幕。

cotenradio.fm

その中でラジオパーソナリティーの樋口さんが仰った言葉がとても印象深いです。

芸人ってすごいんですよ。頭良いっていうのもネタになるし、頭悪いっていうのもネタになるし、なんなら普通っていうのもネタになる。

ほんとその通りで、これが個性なんです。 普通過ぎるっていうのも実は強烈な個性なんですよ。 個性がないということも強烈な個性になる、ということですね。

ちなみに樋口さんはいいかねパレットのオーナーですね。

palette.jp.net

話を元に戻しましょう。

オルターブースはその名の通りオルタナティブな箱なんです。 人とは違う生き方を持った箱がオルターブースであり、実はこのリベラルアーツというものを少なからず意識しています。

個性とは何か

無作法に個性を尊重すると謳っている会社や組織もありますがオルターブースは違います。

オルターブースには行動規範があります。

www.alterbooth.com

とても大事な言葉です。 これはそもそも何か、というとオルターブースらしさを体現する言葉、というのもあるのですが興味深い規範があります。

自分を優先し自分を大切にする

ここに反応された方、どれくらいいたでしょうか?

Alternative Spiritsにはほかにも刺激的な言葉が多く書かれていますが、この部分、お気づきになられたでしょうか?

このブログでも散々書いている個人の自由な生き方そのものなのです。 それを僕はオルターブースという組織を通じて、少しでも自分らしくあるための生き方を学び、共有できる場を作ります。

Freedom and Responsibility

Netflixのカルチャーガイド、皆さん読んだことありますか?

jobs.netflix.com

ここで面白いことが描かれているんです。

従業員は信頼され、自由を与えられ、重要なことを任された時に成長すると信じています。そこで、私たちはできる限り自由と権限付与を促進します。

詳しくは「Freedom and Responsibility」の章を読むといいです。

自由であるということは権限を付与するということです。 そのためにその権限を正義のために使う責任が生まれます。 正義であるかどうかは従業員の生き方そのものです。 もちろん制度としてやっちゃいけないことは定義されていますが、個人の倫理観に基づく正義とは千差万別ではないでしょうか?

そこでオルターブースは行動規範を作り、個人の正義とは自由な生き方であるとして「自分を優先し自分を大切にする」を書きました。

皆さんなら自由と責任という言葉があったら、どのようにそれを具体化しますか?



最後になりますが、オルターブースは良い意味での自由さがあります。

その自由さを保証するために「Deploy or Die」があるのです。

ここに書いてあることはきれいごとかもしれませんが、それでも僕たちはスタートアップですから自由なのです。

こんなエモい会社で働きたいっていう方がいらっしゃいましたら是非ご連絡頂きたいです。

弊社の問い合わせフォームからでもSNSでも直接でも良いです。一歩踏み込む勇気があれば誠実に対応します。

さて、とってもエモい話になってしまいましたが、明日は弊社のバックオフィス担当の有田からまたもやエモい話をお送りまします!

まだまだアドベントカレンダー続きますのでお楽しみを!!!