Alternative Architecture DOJO

オルターブースのクラウドネイティブ特化型ブログです。

Burning of The 2020

こんばんわ。RIZINとガキ使と紅白をザッピングしつつゆるりと過ごしております。こじまです。 大晦日なので今年の振り返りをしつつポエムでも書こうと思います。

まあ、今年は何といっても新型コロナですよね。 もうどの会社も同じだと思いますがほんとに振り回されましたね。 うちもご多分に漏れず、振り回されまくりでした。。。。

何に振り回されたのか?

うちの場合新型コロナというよりもオリンピック延期がとっても痛かった。 オリンピックはインバウンドの祭典でもあるので、僕らが注力して提供しているOMOが大きな注目を集めていました。 もちろん僕らもOMOのサービスを提供しておりまして、オリンピックは大きな追い風になる予定でした。 しかし、それは延期になり、一気にリカバリーをする必要があったのです。

どうやって生き延びた?

僕らの本業は「クラウドネイティブなアプリケーション基盤の提供」ですので、本来あるべきところを一生懸命やりました。 事態が大きく変わったのは8月に入ってからです。 今年の8月はとても大きな賞を頂くことができました。

www.alterbooth.com

今まで2回ほどパートナーアワードで賞は頂いたことがあるのですが、今回は今までとは全く違って僕たちが身を削りながら踏み抜いてきた渾身のカテゴリーでの受賞です。 僕たちは今まで「クラウドネイティブ」とか「マイクロサービス」とか「DevOps」というキーワードでクラウドインテグレーション、コンサルティングをやってきましたが今年に入り言葉の定義を根本から見直しました。 それが「App Modernization」という言葉です。 この言葉の通り、創業以来ずーっとクラウドにコミットしてきたのです。 そして賞を頂いた。 本当に嬉しくて、僕たちの価値をようやく理解してくれる、より分かりやすく提供できると感じました。

受賞を皮切りに様々なApp Modernizationのご相談を頂くようになり、弊社が提供するApp ModernizationサービスのKOSMISCHも少しずつですが導入企業が増えてきました。

kosmisch.jp

App Modernizationの未来とは?

未来というよりもやらなくてはいけないことなんだと思います。 例えばWindows ServerのEOSであったり、ゼロトラストネットワークであったり、OMOであったり、アプリケーションをモダンなものにするという課題はそこら中に転がっています。 これらがモダナイズされるとDXになるのか? それは違います。そうではなくデジタル化がより強力に推進される環境が出来上がります。 そこで初めてDXについて議論があり、私たちの身の回りの様々な出来事がデジタルに変換されていくのです。

App Modernizationは単純にクラウドにする、というものではなくアプリを根本的に見直すこともあります。 特に僕たちはアプリケーションをクラウドネイティブへ移行させる戦略立案から実際の設計、開発をコンサルティングします。 来年はますますこのニーズは強まると思っています。

もう一つの未来

巷では新型コロナの影響でデジタル化が5年早まった、なんていう人もちらほら。 でもそれはレガシー資産の脱却だけであり、まだまだデジタル化は少ないと思っています。 僕はスタートアップを中心としたITサービスはAPIを中心としたシェアリングエコノミーのような世界、APIエコノミーにとても興味があります。 App Modernizationが進むと、DXに続くサービスが次々に出てくると思っています。 それらを共にコラボレーションしあい、そしてオープンなサービスとして提供されたり、プラットフォームとして別の進化したサービスをサポートしていったりします。 恐らくですがそのようなモダンなサービスはAPIがあり、そのAPIをどこかしらで提供するのだと思います。 そこでAPI同志がコラボしあえるような世界、APIエコノミーが実現するとしたらとてもすてきだと思いませんか?

ちなみにAPIについてのトレンドを知りたいという方はAPI Worldに参加してみるのもありかなと思います。

apiworld.co

リモートワークの明暗

コロナ禍となり仕事のやり方もだいぶ変わりましたよね。リモートワークもその一つだと思いますが、リモートワークの課題はおおよそ2つあります。

  1. リモートワーク環境
  2. コミュニケーション

どちらも非常に重要な課題ではありますが、弊社もこの点は色々とやってきました。 ゼロトラストネットワークの導入は、まだまだ30%くらいです。ゼロトラストネットワークという技術領域はとても興味あるし、実際にサポートさせて頂いているお仕事もありますがコストとのトレードオフというものがあるかと思います。 弊社のようなまだまだ小さい会社では効果的に導入するための議論をもっとする必要があるかなと思います。 一方コミュニケーションについてはそれなりに出来たんじゃないかと思います。 工夫しているところでいうと弊社はTeamsをメインで利用しているのですが、そこに個人チャンネルを作って自由に独り言をつぶやけるようになっています。 また雑な話を何となくしたい場合はTeamsではなくDiscordを使っています。Discordの良いところはとにかく気軽なところ。

それ以外にも1on1をやったり、デイリースクラムでちょっと息抜きしたりやりました。 しかしコミュニケーションにおいては100%というものはないのでこれからも常に試行錯誤だと思います。

個人的なこと

今年は東京に行くこともだいぶ少なくなってしまいました。まあ仕方ないかなと思いますけど、やっぱり直接会って話すと話がものすごい早いというのはあります。 登壇についてもほぼオンラインでした。 僕個人としてはやっぱりF2Fで話したい人なので、今の状況はもどかしいですね。 例えば支援者の方たちや株主の方には直接色々話したいし、相談したい、というのが本音です。

それでもなんとかやってこれらのは本当に仲間に恵まれたんだと思います。

仲間たちの紹介はこちらから。

aadojo.alterbooth.com

今年チャレンジしたこと

とにかくがむしゃらでした。なんだかから回ってるなーってところもありましたが、とにかく自分にできること、自分の動きが価値になることはすべてやりました。 登壇に執筆、メンターにコンサル、とにかくNGなしでやりました。 おかげでだいぶ自信が付きましたね。 それと動画配信、ではなく編集はとてもチャレンジしました。 動画配信は様々な方がやっていますが、とても気軽にできるようになりましたよね。 一方編集、どちらかというと音声やマスタリングといった本当に裏方的な編集はかなり頑張りました。 来年も引き続きここら辺は強化していこうと思います。

来年チャレンジすること

最後になりましたが、来年は何にチャレンジするか書いておきます。 単純です。 売り上げを倍にすることです。 とても単純なんですが、僕はやりきれると信じています。

長文、駄文となりましたが今年はほんとにサバイブしました。

来年も引き続きオルターブースをよろしくお願いいたします!!