こんにちは、MLBお兄さんこと松村です。
シアトルの朝は空気が乾燥していて寒いですが、実家の冬を思い出すような空模様で何となく好きです。
Microsoft Ignite Day1 の午後に、 Azure OpenAI Service を使ったボットアプリケーションの開発を実践するラボに参加しましたので、その様子をお伝えします。
なお、Day1 のキーノートに関する記事を昨日公開していますので、あわせてご覧ください。
さて私が参加したラボは「Build a chat bot using Azure OpenAI, Azure Cosmos DB for NoSQL, and ASP .NET Blazor」というものです。
登場した技術要素としては以下です。
いずれも私が普段使っているものなので、とても参加したかったラボでした。
- Azure OpenAI Service
- Azure Cosmos DB for NoSQL
- ASP.NET Blazor
ラボは準備されたパソコンを使い、セルフペースでテキストを進めていくという方式でした。
私自身、このラボ形式は以前受けたことがありましたので、操作に問題はなかったです。
しかし、今回のラボ環境ではいくつか問題が起きました。
①ラボ環境がインターネットに接続できない
ラボ環境は一時的な VM が起動するイメージです。
その VM にアクセスしても、インターネットに接続できず、Azure ポータルを開くことができませんでした。
ここでスタッフを呼び、サポートを受けました。
が、スタッフの方も「なぜ?」的な感じだったので、いちどラボ環境を破棄して再作成していました。
これで新しい VM にアクセスするようになったので、インターネットに接続できるようになりました。
②クォーター制限に引っかかり、Azure OpenAI Service が作成できない
Azure ポータルにアクセスすると、ハンズオンで使用する以下のリソースは最初からできあがっているとのこと。
- Azure Web App (+App Service Plan)
- Azure Cosmos DB
- Azure OpenAI Service
しかし Azure OpenAI Service のリソースはなく、リソースグループのデプロイメントを確認したら、クォーター制限に引っかかり作成できていませんでした。
これではハンズオンを進めることができないので、改めてスタッフの方にサポートを受けました。
このエラーもレアケースだったようで、①と同様にラボ環境を破棄&再作成することでエラーが解消しました。
いずれも滅多にない事象に出くわしたようで、サポートを求めるために状況を説明する私の英語力が試された時間でした。汗
なお、このラボで私が取り組んだ題材は GitHub で公開されていますので、興味ある方は試してみてください。
私も後日改めてやってみたいと思います。