こんにちは!オルターブースPRマーケティングのよしざきです。
先週の木本さんインタビューに引き続き、本日も社員インタビューをお届けします。
今回インタビューさせていただいたのは、テクニカルアーキテクトの知念さんです。
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知念さんはオルターブースのエンジニアでもありながらマーケティングや採用でも活躍されているオールマイティなスキルをお持ちの方です。
私が入社1年目の頃からお世話になっているメンターでもあります。
今回はそんな知念さんにインタビューをしてきました!
以下
インタビュアー➡よしざき
知念さん➡知念さん
でお送りします!
それではどうぞ!!
学生時代について
(よしざき)「知念さんは学生時代、どんなことを考えながら、どんな日々を過ごされていましたか?」
(知念さん)「中学高校が私立の一貫校で高校から理系のクラスにいたので、理系の大学に行くんだろうなと漠然とイメージしていました。
大学は模試などを参考にしつつ、先生に勧められた九州工業大学に入りました。」
(よしざき)「以前インタビューさせていただいた満園さんと同じ大学ですね!」
(知念さん)「はい。大学時代はサークルや委員会の掛け持ちもしながら、アルバイトもしていました。
サークルはベンチャー企業と関わりのあるところだったので、どうやったら事業が発展するかを考えたり、プログラミングを触る機会もあったりして面白かったです。
起業する人が多い大学だったのもあり、今のスタートアップでの仕事に通ずるものがそこであったなあと思います。
色々役員もしていて、最後は会計として細かい数字や金額を管理するというのをやっていました。
それが最初の就職にも繋がっていきましたね。
大学時代のアルバイトではドラッグストアに勤めていました。
自分で予測を立てて日用品の発注など商品を仕入れる部分も任せてもらっていたので、いい経験になりました。
あとは大学で個別指導塾の講師もしていましたね。1人で3人の生徒を見ていて、全教科教えていました。
そんなこともしつつ単位もちゃんととって大学院まで卒業できたので、かなり充実した日々だったなと思っています。」
(よしざき)「大学生の楽しみはやり尽くしましたって感じですね!羨ましいです(笑)」
学生時代に進路について抱えていた不安や悩み
(よしざき)「知念さんが学生時代、進路について感じていた不安や悩みがあれば教えてください。」
(知念さん)「高校から大学への進路はスパンと決まったので、そんなに悩みませんでした。
悩んでも仕方ないじゃんという思いもありましたね。ただ勉強はもっとしておけばよかったなと思います。
大学では3年生の終わりに進学か就職かで迷って、当時は修士で卒業したほうが基本給が高いことが多かったので、進学を選びました。
そこまで不安に思ったり悩んだりはなかった気がします。
不安になったのは就職した会社を辞めて、転職しようと思った時ですかね。」
就活について
(よしざき)「就活はどんな感じでしたか? 」
(知念さん)「大学院から就職の段階で、自分が何に向いているのか、何をしたいのかがイメージできていなかったのもありいろんな業種の会社にエントリーしてました。
そのように様々な会社の選考を受けている時に、同じ大学の卒業生(先輩)から「うちの会社に受けてみたら?」と言われて受けた会社から内定をいただいたので、そこで働くことにしました。
福岡県内の企業だったので、引っ越しもそんなに大変ではなかったです。
誘われた会社を受けて良かったなと思っています。」
(よしざき)「古野さんがインタビューの時に仰っていた「ご縁」に繋がるものを感じますね。内定が決まるまでの出来事で他に印象に残っていることはありますか?」
(知念さん)「就活気分を味わうためフジテレビの選考を受けたのは今でも覚えています。
当時からフジテレビは1次選考をリモートで行っていたので受けてみたんです。そしたら以外にも選考を通ってしまったので、お台場まで2次面接に行ったのがいい思い出です。
就活は楽しんでましたよ。
あとは、明らかに塩対応の会社があったことも覚えています。とても冷たい対応をされて、しかも落とされるんですよね。
大学院生の当時はやはりショックだったんですけど、今思えばそんな会社に行かなくてよかったと思いました。
とはいえやっぱり総合的には楽しんでましたね。」
はじめての転職で沖縄に
(よしざき)「先ほど初めての転職の時は不安を感じたと仰いましたが、そのあたりについて聞かせてください。」
(知念さん)「はい。新卒で会計ソフトの会社に就職したのですが、何年も働いているうちに、「ずっとここで働ける自信がない」と不安に思うようになりました。
そこで初めて転職を考えるようになったんです。
今思えば自分の性格的に、ずっと同じ業務って難しかったんだと思うんです。
自分のアイデアを混ぜることもできない業務だったので。
初めて転職を考えたときはすごく不安になりました。自分の市場価値もわからない状態だったので。
30歳で転職って当時は少なかったんですよ。転職の頃が一番不安でしたね。
リーマンショックと震災が起こった後だったので、状況も厳しかったですし。」
(よしざき)「なかなか厳しい時期に転職を決断されたんですね。転職活動はどんな感じでしたか?」
(知念さん)「当時は技術に対してそんなに貪欲ではなかったんです。あまり面白いと思えなくて。
本当に当時はのんびり働きたいなと思い、実家がある沖縄で就職することにしました。」
Web制作に興味が湧き、勉強をスタート
(よしざき)「沖縄での転職活動についてはどうでしたか?」
(知念さん)「沖縄ではプログラマーとして働く気はなかったのですが、事務などは給料が安かったのもあり悩んでいました。
そんな中求人情報を見ていると、Web制作系の求人が多くあることに気づきました。
Web系にしっかり踏み込んだことがなかったので、初歩から学ぼうと思い職業訓練校に入ってWeb制作の基本を習いました。
HTMLやCSSは大学で習っていたのもありある程度できましたし、JavaScriptもプログラミングをやっていたので、特に問題なくできましたね。そんなこんなで職業訓練のカリキュラムは割と難なくこなせていたのですが、資格試験を受けた後、1か月インターンシップに行くよう訓練校から指示が出たんです。」
インターンシップで申し込んだつもりが正社員に
(よしざき)「インターンシップ先は自分で探して応募したんですか?」
(知念さん)「はい。ちょうど家の近くにWeb制作のベンチャー企業があったので、インターンシップを申し込みました。」
(よしざき)「お家の近くに!よかったですね!インターンシップは受け入れてもらえましたか?」
(知念さん)「それが、インターンシップのつもりで面接を受けたんですが、来月から社員として入ってくださいと言われたんです(笑)
当時は15人くらいしかいない小さな会社だったので、人も足りなかったみたいで。
どの道転職予定だったので、就職することになり、沖縄でエンジニアとしてのキャリアがスタートしました。
紆余曲折あっての転職でしたね。」
社会人になる前に身につけておくと良いこと
(よしざき)「社会人になる前に身につけておくと良いと思うことがあれば教えてください。」
(知念さん)「まずはエンジニアに限らず読書をする習慣ですね。
社会人になると時間が取れなくなるから、今からでも習慣化しておくと良いと思います。
エンジニアだからって技術書だけを読む必要はなくて、何かしら外の世界に文章として触れることが大事だと思います。
知識が増えることで、コミュニケーションの引き出しも増えていくんですね。
また読書はインスピレーションの源泉だと思うので、その習慣を持っていて損はないと思います。
あとは実際に社会に出て働くうえで ①挨拶と感謝をする習慣 ②メモを取る習慣③素直な気持ちでいること の3つは身につけてほしいと思います。
社会人になってすぐは先輩から教わることも多いので、分かりやすく簡潔にメモをする訓練は後で必ず役に立ちます。
特にプログラムを書いていると、時間がたってから見ると他人のコードになってしまうので、メモやコメントを残しておくとすぐに思い出せるので良いと思いますよ。
また、できないことを認めたくないというプライドを捨てて、自分にできることを探したり、どうしたら世の中の役に立てるのかに意識を向けられる素直さは忘れないでほしいと思います。素直な気持ちを持っていればきっと成長できます。」
ここが羨ましい!若者に活用してほしい現代の便利なところ
(よしざき)「「今の若者のここが羨ましい!今の若者にはこういうところをもっと活用してほしい!」など当時はなかった現代の便利な部分を教えてください。」
(知念さん)「SNSですね。Twitterなどから情報を取ったり、自分でも発信をしてみてほしいと思います。
また、MS Learnのように無料で勉強できるサービスも多いので、そこをうまく活用してほしいですね。
難しいと思わずに、困ったらTwitterなどで呟いてみると誰かが助けてくれたりもします。
ぜひ、自分で手を動かしながらやってみてください。
今は技術的な勉強会もオープンに行われているので、どこかに参加してみるのも良いと思います。
勉強会などを行っているコミュニティは社会人の人が多いので、就職への不安や技術的なアドバイスをいただけると思いますよ。」
これからの目標やそれに向けて取り組んでいる事
(よしざき)「今目標としていることや、目標に向けて取り組んでいることがあれば教えてください。」
(知念さん)「今新しく資格を取ろうと思って勉強をしています。今は基本をもう一度振り返るというのが自分の中でありますね。
基本は大事ですが、使わないと忘れてしまうこともあるので。
勉強でMS Learnを活用しているのですが、復習していく中でAzureならこういう風に使えるとかも分かるので便利です。」
進路に悩んでいる学生へメッセージ
(よしざき)「現在進路に悩んでいる学生に対して、メッセージがあればよろしくお願いいたします!」
(知念さん)「とにかく情報収集をすること。この情報に溢れた世界で正しい情報を見極める力をつけてください。
行きたいと思っている会社の社員さんが書いている技術ブログを読んで、働いているイメージが持てるかという部分を意識して欲しいです。
好きなことをやってほしいですね。好きなことを突き詰めてお金が稼げる時代です。
もし好きなことがなくても、一度は就職をして社会を知ってほしいと思います。
自分が進んだ進路が間違っていたら嫌だなと思うことがあるかもしれないけれど、進路なんて自分の行動次第でどうとでもなると私は思っています。
そんなにたくさん悩み過ぎなくてもいいんじゃないかなと思いますよ。
昔と違って大企業で一生働く人は少ないと思うので、まずは一旦働いてみたら?と思いますし、その会社を知りに行く感覚で色んな会社を受けていくのもいいと思います。」
まとめ
ということで今回はテクニカルアーキテクトの知念さんにインタビューしてきました。
前回の木本さんのインタビュー内で木本さんが仰られていた、「進路は途中で方向修正してもいい」という部分を実践されているなあと感じました。
今回も1回目の転職の話が濃ゆく盛り上がってしまったため、オルターブース入社への経緯や入社以降の詳しいお話など入り切れなかったものはまた番外編でお届けできたらと思います!
ちねんさんには以前スタートアップでの働き方をインタビューした記事もありますので、こちらもぜひチェックされてみてくださいね。
aadojo.alterbooth.com
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに。